帰宅すればすべて浄化される――「2人」は最高の“デトックス”であり相棒

――また、サビは幸運をもたらす縁起のいい猫と言われているそうで。

 え、そうなんですか? 知らなかったです。

――思い当たる節はありますか?

 なんやろ? 『第40回ABCお笑いグランプリ』(2019年)で優勝したのは、2匹を迎え入れてからですね。……2人を引き取った時はまだバイトしてたんですけど、そのあと辞められました。あんまり気にしてなかったですけど、言われてみれば確かに、と思いますね。

――現在9歳ということで、シニア期に入っていますが、何か気をつけていることはありますか。

 今のところ2人とも毎日走り回るくらい元気なので、特別なことはやってないです。動物病院の近くに引っ越したので、何かあったらすぐ連れて行ける環境は作っています。あと、災害などですぐ避難できるように、猫を入れるリュック型のキャリーケースを買いました。

 亜生の家にいる猫が1匹、てんかんを持っているらしくて。緊急入院して莫大なお金がかかったと聞くと、いざという時のためにお金を貯めとかんといかんなとも思いますね。やっぱりずっと一緒にいたいので。元気でいてほしいですね。

――では、やすいさんにとって2匹はどんな存在ですか?

 デトックスかもしれないですね。家に帰って2人の顔をみれば、悪いものがすべて出ていく。浄化される感覚があるというか、癒しも含めていい効果がある気がしています。

 あとは、お互いにwin-winの関係でもあると思います。あいつらは亜生に拾われて僕が引き取ってなかったら生きていなかったと思いますし、僕は僕で引き取って面倒を見る代わりに癒してもらってるので。

――やすいさんがインタビュー中、2匹のことを「2人」と呼んでいるところに愛情を感じます。普段話しかけたりされていますか。

 しますねぇ。友達とか家族みたいな感覚はあるので、朝起きたら「おはよう」って声をかけますし、「何? あぁ、腹減ったんか」とか、話しかけるのは日常的なことですね。もう9年一緒にいるので当たり前になってるところもあるんですけど、これからも元気でいてほしいですし、長く一緒にいられたらいいですね。

華山・やすい(かざん・やすい)

お笑い芸人。吉本興業所属。1993年2月6日生まれ、京都府出身。A型。2012年4月、にこらすと共にお笑いコンビ・華山を結成。趣味は釣り、キャンプ、サバイバルキャンプ、ねんど細工。特技は、コマ回し、一輪車、魚の手掴み、高い所から川に飛び込む、本を読むのが速いこと。