59歳のときに持っていた服の7割を手放したインフルエンサーの山岡まさえさん。その先にはいくつもの嬉しい変化が待っていました。

 60代のインフルエンサー・山岡まさえさんの著書『60歳、服を7割手放して「ときめく暮らし」がはじまった』より一部抜粋してご紹介します。

» 【前篇を読む】服の7割を減らしたら毎日がラクに! 60代インフルエンサーがたどり着いた、「やってしまった!」と後悔しない「残す服」「手放す服」の見分け方


服を手放すことは、自分の過去や感情と向き合うこと

 服の取捨選択は自分自身の本音を知ることだとも思います。

 一着一着と向き合うと、着ない服を買ってしまった自分、無駄遣いをしてしまった自分、買ったことを正当化しようとしていた自分……。そんな過去の自分を目の当たりにし、少しつらい気持ちにもなります。でも、この過程を経ることで、自分の本当に好きなものや大切にしたいことが少しずつ見えて、結果的に心が軽くなりました。

 向き合わなければ、服も自分の価値観も過去に置き去りのまま。向き合うことによって、新しいステージに進むための準備が整ったように感じます。

目的は、減らすことじゃない。心の負担を軽くすること

 手放すことは、単にクローゼットの中身をすっきりさせることではなく、心の負担を軽
くすることだと思っています。

 例えば、クローゼットの中にずっと眠っている服。着ないのにずっと置いてあると、「着なくちゃ」「コレ、どうしよう」「やっぱり似合わないかも」……。そんな雑念が心をしきりにざわつかせます。たった1枚の服が心の中に負担を生み、日々積み重なっていく感覚がありました。

 単に数が減ればいいのではなく、クローゼットを自分の困惑や、悩みを生む場所にしないことが大切。そのための、手放しなのだと思います。

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