“奇跡の69歳”と称賛される美容ジャーナリストの天野佳代子さんが、60歳前後でぶち当たる「キレイの壁」ののりこえ方を語りつくしたエッセイ『60歳の「キレイの壁」をのりこえる』が発売に。メイクやスキンケア、ヘアケア、ファッションにいたるまで、「老けない技術」がぎゅっと収録された同書より、老けてみえないメイク術やユニクロの選び方を抜粋してお届けします。

後篇を読む:「広尾育ち・住居は4畳半」漫画家志望で「努力を怠っていた」…美容ジャーナリスト・天野佳代子(69歳)が明かす10代の体験&人生を変えた亡き夫の言葉


今は大人の女優ほど、メイクが軽い

 2018年から40~50代向け美容雑誌の編集長を務め、多くの大人の女優さんを起用しました。撮影時のメイクはご指名のメイクアップアーティストが担当します。

 印象的だったのが、どの女優さんもメイクが軽かったこと。ファンデを厚塗りするでも、アイラインを太く入れるでもない。メイクしたのかな? くらいのところの勝負。私自身もプロにメイクしてもらう機会が増えましたが、やはり驚くほど軽いのです。

 つまり、今の大人に濃いメイクは不要ということ。メイクは決して目立たせず、素の肌やパーツをキレイ風に見せる。そんなメイク法を覚えれば、60歳の壁は意外と簡単にこえられます。

2年前のファンデを使っている人は周囲より老ける

 昔買ったファンデをちびちびと使い続けている人、いませんか? まだ使えるし、あまりメイクもしないから……。でも、2年以上前のファンデを使っている人は、人より老けていると思ったほうがいいです。

 なぜなら、ファンデは化粧品の中でも進化がめざましいアイテムだから。美容成分が豊富に配合され、テクスチャーも使いやすく進化、数年前より薄づきで美しく仕上がるファンデがたくさんあるのです。使う使わないが大きな差に。

 また、肌は確実に変化します。今の肌には今の肌に合うファンデが必要。昔のお気に入りファンデが、年齢肌を際立たせているかも? ファンデは年に1回は見直し、自分の美をアップデートしていきましょう。

次のページ 眉頭に2本毛を描き足せば顔がくっきりよみがえる