宮崎県北端に位置する高千穂町は、天照大神(あまてらすおおみかみ)を始めとする神々の神話が残る町。高千穂峡の絶景に心揺さぶられ、ご利益満載のパワースポットに身を委ねれば、日頃の疲れも吹き飛ぶはず。


高千穂峡は、川面から眺めても崖の上から望んでも、どちらも絶景!

 高千穂町で最初に訪れたいのは、国の名勝・天然記念物にも指定されている高千穂峡。阿蘇山の噴火活動で流れ出た溶岩が冷え固まった柱状節理(ちゅうじょうせつり)が、五ヶ瀬川(ごかせがわ)を流れる水によって、長い年月をかけて侵食されてできた独特の地形だ。

 最大の見どころは、切り立った断崖に挟まれた川面に真名井の滝が流れ落ちる光景。真名井の滝は、高千穂峡を象徴する美しい名瀑である。

 天孫降臨の際この地に水がなかったので、水の神である天村雲命(あめのむらくものみこと)が高天原から水種を移した「天真名井」から湧き出る水が水源といわれている。マイナスイオンを浴びながら、神話の世界を楽しみたい。

 断崖は五ヶ瀬川に沿って約7キロメートル続く。そのうちの約1キロメートルは、手漕ぎのレンタルボートに乗って川面から観光することができる。ボートで川に繰り出しても、橋の上や遊歩道から眺めても、どこから見ても絵になる絶景だ。

 3人乗りのレンタルボートは2週間前から予約でき、30分間借りることができる。真名井の滝を太陽の光が照らすのは11時半~13時前後なので、この時間帯がおすすめだ。もし事前予約を忘れたら、高千穂町観光協会のホームページで当日券の有無を確認のうえ、朝一番にボート乗り場へ!

 季節によっては夜にライトアップされるので、同ホームページを要チェック。夕食前後に時間を作って、昼間とは違う絶景に酔いしれてほしい。

次のページ 見どころ満載の遊歩道で、ハートを探して神話に思いを馳せる