 
ふせでぃさんによる人気コミック「死ぬまでバズってろ!!」が、MBSにて10月16日よりドラマ放送されます。SNSでの「バズ」をテーマに、承認欲求と狂気を描いた本作。放送開始を前に、原作者のふせでぃさんと、主人公・加菜子(タパ子)を演じる主演の与田祐希さんのスペシャル対談が実現しました。
作品の核心から役作りの裏側、そしてお二人の意外な共通点まで、たっぷりと語っていただきました。
「行動力の塊。それが魅力であり、狂気でもある」主人公・タパ子という人間
 
――まず、主人公の加菜子、通称「タパ子」についてお話を伺いたいと思います。ふせでぃさんにとって、タパ子はどのようなキャラクターなのでしょうか。
ふせでぃ 受け身のキャラクターではなく、行動力のある子にしたいなと思って。自分で物語を動かしていく強いキャラクターにしました。
与田 本当に行動力の塊ですよね。誰もできないような行動をする。それが魅力であり、狂気でもある、と思いました。
――タパ子は告発系インフルエンサーとして世間を騒がせる存在です。共感する部分はありましたか?
与田 人に褒められたいとか、誰かが必要としてくれることに喜びを感じる、というところですね。
ふせでぃ それは私も分かります。
与田 タパ子の場合はそこが行きすぎている部分はあるけれど、世の中のほとんどの人が共感できるんじゃないかなと。褒められたら絶対に嬉しいし、褒められて嫌な気持ちがする人なんて、ほとんどいないと思うので。
役作りのための金髪と、その意外な制作秘話
――タパ子を演じるにあたって、与田さんは金髪にされました。とてもお似合いでした。
ふせでぃ 本当に明るくしていただきましたよね。可愛かったです、めっちゃ似合ってました。
与田 今はもうだいぶ変わっていますけど、こういう役でもない限り、なかなかこの色にはできないですよね。髪色のおかげで、気持ちもちょっとタパ子のカラっとした感じに入りやすくなりました。
 
――ふせでぃさんにお伺いしたいのですが、そもそも原作でタパ子を金髪にした経緯はあったのでしょうか?
ふせでぃ 舞台が恵比寿や渋谷なんですけど、なんとなく派手髪なイメージがあって。しかもYouTuberなので。あとは、ぶっちゃけると、描くのがちょっと楽なんですよ。
与田 そうなんですか?
ふせでぃ はい。髪をベタで塗らなくていいから、線だけで描けるんです。黒髪の逆に楠木君とか渡辺はちょっと大変で。だいぶ作画コスト削減にもなるし、YouTuberっぽいし、金髪は描いていて楽しかったです。
――それがトレードマークにもなっていますよね。その金髪を、与田さんが実際に……。
ふせでぃ いや、本当に嬉しかったです。大事な髪の毛を。
 
               
             
   
            
 
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
                    
                   
               
               
               
               
                



 
                 
                 
                 
                 
                 
                