カメラが回っていない時は 柔らかい気持ちでいたい

 役への迷いはあったものの、初の単独主演に対するプレッシャーや気負いは一切なかったという。

 「正直なところ、“主演だからこうした”みたいなこともまったくないです。強いて言うなら、差し入れをたくさんしたくらい(笑)。

 意外と主演の時も、そうでない時も、やることは変わらなくて。今までも現場で潤滑油的な存在でいることが多かったですし、どちらかというとスタッフ陣や共演者の方々とコミュニケーションを取りながら、みんなで作り上げていくほうが好き。

 やっぱりピリピリはしたくないんです。どんなにきついシーンを撮っていても、カメラが回ってない時は柔らかい気持ちでいたくて。

 今回は閉鎖的な空間でシリアスなシーンも多かったけれど、すごくニコニコ撮れていたなとは思います」

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CREA 2020年4月号
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