リアルな日本語が知りたくて
――日本語はどのようにして覚えたのでしょうか。
Netflixで恋愛リアリティショーを見ていましたね。今回の映画の題材にも関係ありますが、とにかく、普段使われているリアルな会話が知りたいということもあって、恋愛リアリティショーを見ていたんです。
――本作の公式コメントで、クァクさんが「言語が持つ固有の情緒がある」と語られていますが、それはどのようなときに感じたことですか?
これはあくまでも僕の考えなんですが、日本には、「遠慮」の文化があってそれを大事にしていると思いました。「遠慮」の気持ちから生まれる感情やふるまい方ってあると思っていて、それが日本の方の雰囲気を作っているのかなと思ったんです。
もちろん韓国にも相手に気を遣ったりする文化はあるけど、日本よりは自分を表現することが多いと思います。韓国人って、僕が思うに、ちょっとラテン系みたいな感じで、情熱的なところがあると思うんです。日本の方も情熱的なところはあるけれど、内に秘めている感じもあるし、ひとつのことを長く続けたりとか、そういうところに情緒を感じました。
文=西森路代 写真=釜谷洋史 スタイリング=イ・ミョンソン /ソン・イェリム(チーム ティキタカ) ヘアメイク=宇田川恵司
