ドルチェ&ガッバーナが紡ぐ、イタリアを巡る美の祝祭

 7月12日から14日にかけて、「ドルチェ&ガッバーナ」は、イタリア、シチリア島タオルミーナで、アルタ ジョイエッレリア コレクション(ハイジュエリー)、アルタ モーダ コレクション(女性用高級仕立服)、アルタ サルトリア コレクション(男性用高級仕立服)を発表した。

 タオルミーナは、2012年に「ドルチェ&ガッバーナ」がアルタ モーダを初めて発表した土地。以来、ミラノ、ヴェネツィア、カプリ、ポルトフィーノ、ナポリ、パレルモ、コモ、アグリジェント、フィレンツェ、シラクサ、プーリア、サルデーニャ、ローマと、イタリア半島を旅するように発表を続けてきた。ほとんどのメゾンが、パリでオートクチュールを見せる中、彼らがこれほどまでイタリアにこだわる理由は? その根底に流れるのはメイド・イン・イタリーへの誇りとイタリア愛だ。

 彼らのグラマラスなコレクションは、イタリアの伝統的な職人技や継承されてきた手仕事を尊重しながら創りあげられる。そしてテーマや発表会場の選択には、イタリアの文化、歴史、芸術への敬意がみえる。

 一連のイベントは、「服やジュエリーを見せて終わり」というものではない。招待客たちはオープニングとクロージングのパーティを含めた5日間、遺跡など特別なロケーションでのドラマティックなショー、ディナーパーティの郷土料理、音楽までを堪能し、「ドルチェ&ガッバーナ」の世界を旅する。そしてその土地の魅力にとりつかれることになるだろう。「ドルチェ&ガッバーナ」がアルタ モーダを開催し、新たな魅力を発信した土地は、「あのドルチェ&ガッバーナがショーをしたところか」と、グラマラスな付加価値が加わると共に、地元の人々の誇りも高まるという現象も生まれている。

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