梅雨どきにも真夏にもぴったり! 焼きなすのアレンジレシピ

 焼きなすはシンプルにしょうゆだけでおいしいものだけれど、たまに凝ったアレンジで楽しみたくもなる。タイ料理店で知った焼きなすのタイ風和えものが実においしいので、興味があったら作ってみてほしい。

■「焼きなすのタイ風和えもの」の作り方

(1)小さめのなす3本ぐらいをこんがり焼いて、焼きなすを作る。たて4等分ぐらいに切っておく。

(2)紫玉ねぎ1/3個をスライスして水にさらし、水気を切っておく。3~4cm幅に切ったパクチーひとつかみ程度も用意する。

(3)容器にナンプラー小さじ2、レモン汁(ライム果汁だとなおいい)大さじ1、細かく刻んだにんにくを小さじ1/3ぐらいを入れてよく混ぜる。

(4)(1)~(3)をボウルなどに入れてよーく和える。辛くしたい人は刻んだ生唐辛子や乾燥唐辛子を好みで加える。

 以上でタイ風焼きなすの和えもの、完成。焼きなすの香ばしさとナンプラー、柑橘、パクチーの香りのかけ合わせがなんともおいしい。梅雨どきにも真夏にもぴったりの料理となることうけあい。

 今回みたいに疲れたときなど、「ああ、何々が食べたい……!」と思い浮かんだときは、できるかぎり思いに従うようにしている。体が求めているものを与える、というのは心と体の帳尻合わせにとても必要なことだと思うから。

 何々が食べたい、と思い浮かぶうちはまだいい。疲れすぎると人間、食べたくない、食べることを考えるのも面倒……となりがち。これが一番怖い。やっぱり食べないと人間は力は出ないものだ。今年の夏はまたかなり暑い、なんておそろしい予報も聞かれる。きちんと食べて、備えよう。うっとうしい梅雨の時季、皆様もどうかお体お気をつけて。

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター、コラムニスト。「暮らしと食」がメインテーマ。主な著書に、日本各地に暮らす18人のごく日常の鍋とその人生を追った『名前のない鍋、きょうの鍋』(光文社)、『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)、『はじめての胃もたれ 食とココロの更新記』(太田出版)がある。
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