「ブラをすると肩が凝る」人は「8:2の法則」をチェック!

――ブラを買うとき、フィット感の目安はありますか?

 私は「8:2の法則」と呼んでいますが、ブラのカップ部分でバストの8割を支えて、残り2割は肩紐で支える。このバランスが理想です。

 肩紐を調整しなくてもバストが支えられている安心感が持てるブラを選ぶのがおすすめですし、これなら「ブラをすると肩が凝る」というお悩みも解消されます。

――カップ部分でバストの8割を支えるとなると、やはり、ノンワイヤーだと心許ないですよね。

 ノンワイヤーを選ぶ理由も「ラクだから」だと思うのですが、「ワイヤーが苦しい」「当たって痛い」などの声は昔からあるのに、それでもノンワイヤーばかりにせず大手メーカーさんがワイヤーのブラを出し続けているのはなぜか。答えは明快で、ワイヤー入りブラのほうがお客様のためになるという確固たる自信があるからだと思います。また実際に「ワイヤーブラのみを所持している方のほうが多い」という調査結果もあります。

 日本人の柔らかいバストを下から支えて、お洋服を着たときのラインを美しく見せてくれるという点で、ワイヤー入りのブラがもっとも優秀であるのは間違い無いです。ですがもちろん下着業界も進化しているので、ノンワイヤーでも安定感のあるものが増えています。ワイヤーブラで痛くないものもぜひ探していただきたいですが、ご自身の好みに合わせてノンワイヤーも試してみてください。

フィットしていないブラは着太りや老け見えの原因に

――以前、SNSでK-POPアイドルのバストの位置が低いことが話題になっていました。露出の高い服やぴったりとした服を着るときにバストの位置の低さが気になる人は多いと思います。

 あのお写真に関しては下着の影響が大きいはずです。オフショルダーのお洋服に合わせて、ノンワイヤーでストラップレスのモールドブラを着用しているのだと思いますが、ストラップレスで且つアンダーのサイズが合っていないので、下着自体がずり落ちているのではないでしょうか。実際にお胸の位置があそこにあるわけではないと思います。

 ただ、彼女のように骨格ウェーブの人は、もともとバストの位置が低めの方が多い傾向にあります。そのうえアンダーが細いと、自分の体にフィットするブラを探すのが難しい。もしバージスラインにきちんと合ったブラであれば、骨格ウェーブで胸の位置が低い方でも、2cm程度は位置を引き上げられる可能性があります。また、引き上げた位置でキープできると底面積が狭くなるので、バストのボリュームが出しやすくなる上に、揺れにくくもなります。

――夏に向けてストラップレスのブラの出番が増えそうですけど、どんな点に注意したらいいですか?

 ノンワイヤーやS、Mなどのサイズ展開のものでは支えきれないので、まずは、カップだけでバストをしっかり支えられるブラを見つけることです。できれば、ストラップレス専用のブラだと安心ですし、ストレスも少ないと思います。

 ブラトップもそうですが、フィットしていないブラは着太りや老け見えの原因にもなります。ファッションが好きな方は、Tシャツ用にはツルッとした装飾のないブラ、タイトなお洋服のときは脇がすっきりと見えるブラなど用途に合わせたブラを持っているとシルエットが決まって、さらにおしゃれが楽しくなると思います。

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