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格差社会

 脚本料や出演料のとんでもない差が、ドラマ業界の格差社会という傾向を濃くしている。

 勝者がすべてをかっさらって行く「超格差社会」といっても過言ではない。作家によっては1話あたり5000万ウォン(約500万円)、あるいは1億ウォン(約1000万円)にプラスアルファの原稿料をもらっている。

 全16話のシリーズを2編契約しただけでも数十億ウォンだ。

 スター俳優はこれよりもさらに高い出演料をもらっていることが多い。制作費の半分以上が、スター俳優の出演料や作家の原稿料のケースがある。

2025.06.17(火)
文=パク・ソンス
翻訳=松原佳澄