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 ついに梅雨入り。憂うつな天気の日も多いけれど、各ブランドが展開するレインシューズを味方につければ、雨を軽やかに乗り切れるはず。この記事では、いつものスタイリングにブーツ感覚で取り入れられるソリッドなシューズから、アウトドアや旅のお供としても頼れる機能的なシューズ、ソックスまでをご紹介。


ボッテガ ヴェネタ

 ボッテガ ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の定番のラバーブーツは、都市での生活からアウトドアまで、幅広いシーンで活躍しそう。つま先とソールの曲線美が生み出す独創的なシルエットが、雨の日の足元をモードに印象付けてくれる。素材には生分解ポリマーを使用し、環境負荷の軽減にも貢献。

ボッテガ ヴェネタ

https://www.bottegaveneta.com/ja-jp

ハンター

 シンボリックなロゴデザインを押し出したラバーブーツで知られるハンター(HUNTER)から、昨年の春夏シーズン、ロングブーツ感覚で履けるシルエットが登場。オリジナルのクラシックな風格をそのままに、ソールに厚みを持たせてトレンド感のあるフォルムにアレンジ。足元を明るく演出するスカイブルーは、思い切ってミニ丈のボトムスと合わせたい。

ハンター ジャパン

https://hunterboots.co.jp

バブアー×クロックス

 バブアー(BARBOUR)の定番“ウェリントンブーツ”にクロックス(CROCS)らしいディテールが加わった、特別なブーツ。アイコニックなタータンチェック柄を、PVCとメタルで作られた9種類のジビッツチャームで飾ることができるのは、このコラボレーションならでは。

バブアー ジャパン

https://www.japan.barbour.com

フォックスアンブレラズ

 

 すでにレインブーツがワードローブにあるのなら、ローファーを選んでみるのはいかが。天然ゴムを使用したフォックスアンブレラズ(FOX UMBRELLAS)のローファーは、柔らかく足にフィットするため、長時間履いていても疲れを感じにくい。ミニマルで端正な佇まいは、ビジネスのシーンにもよく馴染みそう。

フォックスアンブレラズ

https://greenwich-showroom.com/pages/fox-umbrellas

エーグル

 フランスで1853年に創業した老舗アウトドアブランド、エーグル(AIGLE)は、ラバーブーツを豊富にそろえる。快適な履き心地を目指し、衝撃を吸収するソールを取り入れたブーツは、ハイカットとミッドカットの2種類を用意。要素を最低限に抑えたアッパーと印象的なソールが、カジュアルな装いにもよく馴染む。

エーグル ジャパン

https://www.aigle.co.jp

キウ

 近年、野外フェスシーンを中心に注目を集めるキウ(KIU)の、専用の収納ケースにくるくる丸めて持ち運べるパッカブルなレインブーツ。天気が心配な旅行中、スーツケースやバックパックに忍ばせておけるのが嬉しい。全体に伸縮性のある素材を、内側にはメッシュ素材を取り入れて、履き心地の良さも追及した。

番外編:防水ソックス

キーン

 キーン(KEEN)の防水ソックスは、サンダルを履きたい時にも重宝しそう。ポートランドの自然に着想したデザインで、メープルはアメリカ・オレゴン州のフッド山をイメージしている。丈はクルー丈で、よく歩く日にも足首をしっかりサポート。靴下に雨水が染みてくる不快感とは、もうお別れ。

次の話を読む【雨の街に映える傘4選】モンベルの超軽量の折りたたみやクラシックなバンブー傘、Y’sの特別な一本など

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2025.06.13(金)
文=福永千裕