6月11日は「傘の日」です。夏の暑さが年々厳しさを増すなか、もはや“おしゃれ小物”ではなく、“命を守る道具”として存在感を増す日傘。
前篇では、傘ソムリエの土屋博勇喜(つちや・ひろゆき)さんに、特に涼しさ重視の3本と、日傘の選び方のコツについて伺いました。
後篇となる今回は、使うシーンや目的に応じて選びたい「おすすめ日傘8本」を教えていただきました。自分にぴったりの1本を見つけて、この夏を乗り切る準備を始めてみて。
テーマ① 毎日使いたい! タフな「通勤・通学向け」
通勤や通学など、毎日使うからこそ重視したいのは、耐久性と汎用性。突然の雨にも対応できる機能性と、シンプルなデザイン性がポイントです。
#01 ZENTENKOU™ 2,750円/ウォーターフロント


「その名の通り“全天候”への対応する日傘。晴雨兼用でありながら、遮熱・UVカット・遮光すべてのスペックが高水準にも関わらず、傘の骨の一部にポリカーボネートという耐衝撃性、耐久性を兼ねえた素材を使っています。お値段もお手頃ですし、ガシガシと使えてデイリーユースにぴったりです」(以下、土屋さん)
テーマ② バッグに常備したい「超軽量&コンパクト」
荷物が多い日でも、負担にならない軽さとサイズ感。コンパクトなのに、必要な機能をしっかり備えた日傘は、いつでも気軽に使えるお守りのような存在になるはず。
#02 MAGICAL TECH PROTECTION slim 50cm 4,400円/MOONBAT


「200g以上の折りたたみ日傘が多い中、こちらはなんと約82g! これ以上軽い傘は、今のところ思い浮かびません。こんなにコンパクトながら遮熱・遮光・UVカット、撥水と必要な機能はしっかり。いつものバッグに追加で入れても、持ち歩きのストレスがありません」
2025.06.11(水)
文=船橋麻貴