普段ピンクはあまり塗らない筆者が試したくなったクールなピンク

 次に気に入ったのが、自分でも意外なのですが淡いベビーピンクの45番の“氷菓”。淡い色でさらにピンクは、筆者が普段よく使う色ではありません。ですが、塗った瞬間「コレはいい!」と感じたのは、名前の通り、光沢が冷たい印象の輝きだから。

 そう、かき氷の氷みたいなクールな輝きなんですね。

 肉眼では見えないくらいのホワイトパールがぎっしり入っていて、塗ると均等でクールなツヤを放ってくれます。なんとなく爪が縦長の印象が強まる気もするし、筆者のような色白ではない肌色でも、しっくりなじむ。

 爪自体も指先もキレイに見えるので、毎日ネイルとしてオススメです。

 もうひとつの限定色は、オレンジ系。オレンジ、とはいってもビビッドな原色、ではなく、クリーミーな優しいオレンジで、今回唯一のマットカラーです。

 マットではありますが、例えば毛羽立つような印象やペンキのようなマットではなく、セルロイドのような印象を受けるので、全体を反射するようなツヤはアリ。

 穏やかなオレンジで、1度塗りだと肌の延長のような印象にもなるので、オフィスにも塗っていけると思います。

2025.04.10(木)
構成・文=斎藤真知子