日本が誇る四季折々の魅力に迫る季節の絶景特集。まだ知られざる四季折々の表情を見せてくれる日本の風景に改めて魅了されたという人も多いはず。

 今回は、静岡県が誇る春の絶景・風物詩をピックアップ。

 日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。これからの旅の参考にどうぞ!

» #01 日本平夢テラス
» #02 「石部の棚田」田植え祭
» #03 那賀地区・田んぼを使った花畑
» #04 道の駅天竜相津 花桃の里
» #05 山中城跡
» #06 富士山とれんげ畑
» #07 牧之原大茶園
» #08 天竜浜名湖鉄道 桜木駅~原谷駅の桜並木
» #09 筏場のわさび田
» #10 熊野の長藤

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆日本平夢テラス

 標高300メートルの丘陵地・日本平に位置する「日本平夢テラス」の3階「展望フロア」からは、駿河湾ごしに仰ぎ見る富士山、眼下に見える清水港、伊豆半島、南アルプスなどが一望でき、360°の大パノラマビューは、まさに至福の絶景。

 四季折々の美しい姿を見せてくれる富士山に代表される、四周の眺望を存分に楽しめる。また、夜には静岡市を一望できる夜景も見られる。

 1階は「展示エリア」となっており、日本平の歴史や文化、地形の成り立ちなどを学ぶことができるほか、隈研吾建築都市設計事務所による、静岡県産の木材をふんだんに使った、周囲の自然と調和した建物を感じることができる。また、2階「茶房夢テラス」の「お茶カフェ」では、静岡県産のお茶や季節のお菓子とともに、景色を楽しみながらくつろぐことも。

 4月中旬・下旬から5月上旬にかけて、静岡市は「新茶」の季節。茶畑と富士山の景観を楽しむのも一興だ。

日本平夢テラス(にほんだいら ゆめてらす)

所在地 静岡県静岡市清水区草薙600-1
https://nihondaira-yume-terrace.jp/

◆「石部の棚田」田植え祭

 伊豆半島の西側の先端に位置する静岡県松崎町にある標高120~250メートルの場所にある棚田。「つなぐ棚田遺産」にも認定されている石部の棚田は、駿河湾越しに富士山や南アルプスを一望できる景勝地だ。一時耕作面積が次第に減り、耕作放棄した田んぼが目立っていたが復田を遂げ、今の美しい景観を保っている。

 5月中旬の田植え祭には県内外から多くの人が参加し賑わいを見せる。田植え祭の次の週末にはライトアップイベント「石部の灯り」が行われ、4.2ヘクタールの田んぼが幻想的な風景を見せる。

見ごろの時期:例年5月中旬

「石部の棚田」田植え祭(いしぶのたなだ たうえさい)

所在地 静岡県賀茂郡松崎町宮内301-1
https://ishibu-tanada.com/

2025.04.06(日)
文=CREA編集部