蟹座
6月22日~7月22日生まれ
まず2025年の始まりに希望の光を。6月10日には幸運の象徴・木星が蟹座に帰還します。かつて木星が蟹座に入座したのは2013年の6月なので、12年ぶりとなります。今年の後半は、だれよりも蟹座が主役となる星回りです。
しかしそれまでは幸運期に入る前の、ちょっとモヤモヤした期間です。いつもと同じように振舞っているのに、まるでギターのチューニングが合っていないような不思議な感覚に襲われます。
もともと勝負と名のつくものには、あまり近づきたくない蟹座ですが、1月上旬から4月半ばまで火星が蟹座を運行します。そのせいかいつも“小さな怒り”があなたの中にあり、何かと勝ち負けにこだわってしまうのです。
この状況を打開するには、発想の転換が必要です。たとえば自分が手がけてきた仕事を後輩に譲るなどして、第一線を退く態度をアピールすれば、面倒なトラブルにも巻き込まれずに済みます。
初夏を迎えるまでは交友関係を狭め、一人で過ごす時間を増やしましょう。また映画や音楽、小説などが、あなたの心の糧となる時期です。
恋愛中の人は愛情が試される期間です。パートナーにさまざまな問題が持ち上がっても、変わらぬ愛情を捧げることができるか。利己的な愛は試練に弱いものです。
また1月6日~2月24日の間、蟹座で逆行する火星は、恋愛面で“恋は盲目”という状態を作り上げます。
運命を感じた相手に借金癖があると発覚!?
もしくはあなたに優しいように他の女性にもマメだとわかり、急に気持ちが醒めたりしそうです。
仕事で新しい展開に欠ける2025年前半ですが、あまり変化は求めないほうがよいでしょう。
またかつて自分の天敵だと思っていた人が、突然味方になることもあります。上司や同僚に対する思い込みは、一旦リセットしておくとよいでしょう。
2025年前半は、6月上旬に始まる幸運期を最良の状態で迎えるための準備期間。そう考えれば、おのずとやることが見えてくるはずです。
2025.01.10(金)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE