◆着物ウィークin萩
世界遺産の城下町・萩で開催される「着物ウィークin萩」。着物をテーマにした街歩きイベントで、「和」の世界を満喫できるような楽しい企画が目白押しです。
例えば、10月11日(金)から13日(日)は「萩・竹灯路物語」を開催。街中に約2000本の竹灯籠が並び、夜の城下町を情緒豊かに照らします。ほかにも「萩城下町プロジェクションマッピング」や国指定重要文化財を観覧できる「菊屋家住宅 夜間特別公開」、「萩・田町萩焼まつり」なども行われ、秋の萩は街全体が賑わいます。
また、期間中、着物を着用した人はカメラマンに無料で撮影してもらえるサービスのほか、着物に似合う和小物づくりや苔テラリウムづくりなどが割引料金で体験できる「和の学び舎」がオープンするなど、お得なことがいっぱい。
着物は現地の4会場でレンタルすることもできます。会場ごとに受付時間や料金などが異なりますので、公式HPで確認してみてください。また、10月19日、20日の2日間限定で、洋服と着物のミックスコーデの提案&着付けもあり。ぜひ今どきの感性で着物を楽しんでみては。
開催日:2024年10月1日(火)~11月10日(日)
着物ウィークin萩(きものうぃーくいんはぎ)
所在地 山口県萩市 萩・明倫学舎、城下町周辺(旧久保田家住宅ほか)
https://www.hagishi.com/kimono/
◆花岡福徳稲荷社 稲穂祭 きつねの嫁入り
下松市にある「花岡福徳稲荷社」で行われる、実りの秋や五穀豊穣を祝う「稲穂祭」。この祭りの催しのひとつ「きつねの嫁入り」は、現代に蘇る「白狐伝説」の奇祭として有名な神事です。
きつねに扮した新郎・新婦が人力車に乗り、親族やお供の子ぎつねと共に花岡駅までの旧街道を練り歩きます。江戸時代の衣装をまとい、きつねの面をつけた約50人の行列の様子は、華やかな大婚礼を思わせる貴重なシーン。
稲穂祭ではそのほかの地域による神輿や出し物なども楽しめます。
開催日:2024年11月3日(日・祝)
花岡福徳稲荷社 稲穂祭 きつねの嫁入り(はなおかふくとくいなりしゃ いなほさい きつねのよめいり)
所在地 山口県下松市 花岡福徳稲荷神社周辺
https://yamaguchi-tourism.jp/event/detail_11141.html
2024.10.11(金)
文=CREA編集部