世界中の大人から子供まで、どんな人にも門戸を開くあの学校に、パリの新拠点が誕生! 歴史的な美しい邸宅で、ジュエリー文化に触れたい。
ジュエリー文化を伝える「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」
![内装を手がけたのは建築家、舞台美術家のコンスタンス・ギセ。エントランスの階段で上品な光を放つシャンデリアも彼女のデザインによる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/3/1280wm/img_f3949dc1e57fdda9beddb77b7dd2449f395951.jpg)
ヴァン クリーフ&アーペルの支援により、ジュエリー文化を伝えるべく、2012年に開校した「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」。
ヴァンドーム広場に程近い拠点からスタートし、さらにその後は東京やニューヨークで数週間にわたるノマディック(移動式)講座も開催。さらに昨年は上海とドバイにも新キャンパスが開校した。
![モンマルトル大通りに面した学び舎は劇場街にも近い。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/7/1280wm/img_c7154704878fd92de53bb14fbb41e62a430407.jpg)
![専門的な機器とモニターを使いながら……。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/1/1280wm/img_111667ef9a238b97333cb1be21c4e81c403623.jpg)
![外光が差し込む空間が心地よい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/1/1280wm/img_814335fc682fc98897bb8f7a2268bb63444731.jpg)
何より素晴らしいのは、この学校が国境を越え、常に親しみやすいプログラムで幅広い層に門戸を開いていることだ。
専門家を目指す人だけでなく、誰でも受講できる初心者向けの講座や、子ども向けワークショップ、「レコール」主催の貴重な展覧会などが充実している。“学校”というと堅苦しく考えがちだが、楽しくジュエリー文化に触れることこそ同校の目的なのだ。
![ヴァンドーム広場近くの拠点で行われている講義の様子。実際にジュエリー制作に臨んだり、歴史的なジュエリーを見ながらレクチャーを受けたり。誰でも受講できるのが「レコール」の素晴らしいところ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/f/1280wm/img_ff6b8433add595a7787b5af8c635da2494376.jpg)
そんな「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」のパリにおける2拠点目がモンマルトルにオープン予定。新しい学び舎は歴史的建造物に指定されている18世紀の美しい邸宅“オテル・ド・メルシー・アルジャントゥー”だ。
![ジュエリーに特化した初の専門ライブラリー。シックなインテリアも素敵。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/d/1280wm/img_0d5db205147374c9756ab76827d1b66e192131.jpg)
2024.01.19(金)
Edit&Text=Mami Sekiya
CREA Traveller 2024 vol.1
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。