エンターテイメントコンテンツをはじめ、家具やファッションなど、私たちの生活に幅広く浸透してきている“サブスク”。
ホテルライフでもサブスクに注目が集まっています。今回は新しい滞在スタイルを体験できる話題のサブスクを2つご紹介。
セカンドホームの拠点が一挙に大充実
◆Sanu 2nd Home(サヌ セカンドホーム)
都心で生活をしながら、自然のなかでも暮らしたい。そんな希望を叶えてくれる別荘のサブスク「SANU 2nd Home」。
月額55,000円で日本各地のSANUの宿泊施設を自由に利用できるサービスだ。
2023年9月現在、軽井沢や山中湖など11拠点63室を展開しているが、今後は北海道や奄美、白馬、館山など19拠点が加わり2024年末までに計30拠点200室へと拡充。
日本列島の北から南まで、美しい自然のなかに建てられた施設は、キャビンやアパートメントタイプなどスタイルも様々で、ドッグフレンドリーやサウナ付きも。個性豊かな日本の自然がもっと身近なものに。
Sanu 2nd Home(サヌ セカンドホーム)
料金 初期費用なし、月額利用料 55,000円(平日の宿泊は追加費用なし、土曜・祝前日は+ 5,500円、清掃費別途 3,300円)
https://2ndhome.sa-nu.com/
国内外約2,000以上のホテルを気軽に
◆HafH(ハフ)
毎月定額を支払うことで付与されるコインを積み立て、その貯めたコインでホテルを有利に利用できるサービス「HafH」。
旅のある暮らしを実現できる“旅のサブスク”としてただいま大注目だ。
このたび瀬戸内の景色を一望できるグランピング施設「SETONITE」など国内15施設をはじめ、韓国、台湾、タイの61施設が追加となり、利用できる宿泊施設が大幅に増えた。
宿によって使用するコイン数が異なるので、手持ちのコインで行ける宿を探すもよし、貯金してラグジュアリーなステイを楽しむもよし。次はどこに行こうか、楽しみが広がるサービスでもあるのだ。
HafH(ハフ)
料金 ベーシック月額 2,980円(毎月80コイン付与)、スタンダード月額 9,800円(毎月300コイン付与)
https://www.hafh.com/
Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2023.11.25(土)
文=呉屋沙織
構成=矢野詔次郎