次の時代を見据えた取り組みの数々が、唯一無二を創り出すホテル
◆グランド ハイアット 東京
![【千住 博】神前挙式を行う神殿前のホワイエには、3つの壁面を使って展開される千住博氏の大作《ウォーターフォール》が。ホテルを利用するゲストは自由に見学できます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/b/1280wm/img_bb39456bc7dd24150c9a655ec2b30168215627.jpg)
何度訪れても心が弾み、そしてまたここに帰ってきたくなる……。
グランド ハイアット 東京は、まさにそんなホテルです。
![2023年9月1日には、花とアート、伝統文化が融合するフラワーセレクトショップ「掬 -MUSUBU-」が新たにオープン。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/1/1280wm/img_f17f6ea154361365384c4df93aa32b60582135.jpg)
2003年、六本木ヒルズの一角で華やかにデビューを果たしてから20年。夏のシャンパンフリーフロー、遊び心がありすぎるハロウィンなど、このホテルは、時に斬新、時に大胆なおもてなしに挑戦し、それらがゲストの心を摑んできました。
![【クリスマスチャリティ】2023年は、11月11日からスタートしたクリスマスチャリティプログラム。館内で排出されるワインのコルク栓を再利用し、福祉施設の人々が手作りするクリスマスオーナメントを今年も数量限定で販売。売り上げの全額が子供地球基金に寄付されます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/2/1280wm/img_323ac804bacf087174258750a5db3ef5261571.jpg)
また、長年にわたり積極的に取り組んできたチャリティイベントは、今ではクリスマスシーズンの風物詩となり、館内は優しい温もりに包まれます。
![【杉本貴志】デザイン事務所「スーパーポテト」を率い、世界を舞台に活躍した故・杉本貴志氏。光が降り注ぐチャペルは、彼の代表作のひとつ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/7/1280wm/img_f77b0686d9998d28601f4fed0a5c157c1576770.jpg)
![「Nagomi スパ アンド フィットネス」のインテリアも杉本貴志氏が手がけたもの。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/5/0/1280wm/img_501d0485080e02eef78a2fbd34783e79490834.jpg)
そんなホテルを唯一無二とするものが、館内にふんだんに配されたアート。先見力を活かしていち早くアーティストとのコラボレーションに取り組み、その数200点以上。
創作に参加した千住博氏、蔡國強氏らは今や、芸術界のスターとして世界にその名を知られ、空間を彩るのは、時代を超えて受け継がれる作品群なのです。
![【蔡 國強】ホテルのエントランスに鎮座する蔡國強氏の作品《高山流水遇知音》。「こんなところに作品が!?」と驚く人も多いそう。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/5/1280wm/img_356cce65de1533f6ab728d18aba2316d766116.jpg)
![巨大な岩肌には、さまざまな生き物が描かれ、じっくり鑑賞を楽しみたい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/1/1280wm/img_a1e0baec3ca4e9a41ecf0426fe10ce43861935.jpg)
![【トニー・チー】国際的インテリアデザイナー、トニー・チー氏は「オークドア」など、館内5つのレストラン&バーを手がけました。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/7/1280wm/img_f7aac304b302019676a112c90f6a5e8d583618.jpg)
そして、未来へと繫ぐ試みは、さまざまな分野のおもてなしに広がっています。持続可能な農業を支援する「旬房米」、地産地消を促進する「けやき坂 ビーフ」など、独自の取り組みによって生まれた食材がレストランに登場。
![【旬房米】持続可能な米づくりを支えるため、日本料理「旬房」では、山形県の農家とコラボした「旬房米」を提供。酒米として使った「純米大吟醸 旬房米」も話題です。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/5/1280wm/img_d5141a5f26ddcfe56516c7adf3f62b97863622.jpg)
![旬房米を炊き上げた究極の「TKG」も一度味わってみたい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/c/1280wm/img_7ca8919c77f44dae7abd35b4af96ea23406618.jpg)
それぞれのシェフが定期的に生産者のもとを訪ねるなど、そこに秘められたストーリーを知れば、おいしさはさらに奥深く、格別なものとなることでしょう。
![【けやき坂 ビーフ】鉄板焼「けやき坂」で味わえる「けやき坂 ビーフ」は、スーパーフードを飼料として取り入れ、健やかな飼育環境に配慮した、東京産のオリジナル黒毛和牛。その上質な旨みに食通もうなります。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/4/1280wm/img_c4cd5de50ce8dd5d6e492bffe1d12135393190.jpg)
20年を経て、いっそう価値を増すホスピタリティ。そこに次の時代を先見した取り組みが加わるからこそ、グランド ハイアット 東京は、何度も訪れたくなるホテルであり続けるのです。
![【和泉正敏】日本料理 「旬房」をはじめ館内随所には、イサム・ノグチの創作を長く支えた石彫家、故・和泉正敏氏の作品が。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/3/1280wm/img_03bfa17af0cada9f4576a5549d18845c725619.jpg)
グランド ハイアット 東京
所在地 東京都港区六本木6-10-3
電話番号 03-4333-1234
料金 1室80,011円~(2名利用、東京都宿泊税別途)
アクセス 地下鉄 六本木駅より徒歩約3~6分
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/grand-hyatt-tokyo/tyogh
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Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2023.11.15(水)
文=矢野詔次郎
写真=志水 隆
CREA Traveller 2023 vol.4
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。