![「somushi ohara」の庭にそびえるイチョウの大樹。気候のいい時季はぜひ木陰のテーブルへ。赤紫蘇生姜茶 900円など滋味深い薬膳ドリンクも充実。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/e/1280wm/img_dea75a9dfab0459912aaef62c24b515d842185.jpg)
市内から北東へ車を走らせること、およそ30分。山の懐にゆったりと田園が広がる、のどかな風景に迎えられます。
ここは三千院などの古刹でも知られる京の奥座敷・大原。独特の自然環境が、みずみずしく生命力に富んだ作物を育んでいます。
澄んだ空気とともに土地の恵みを満喫する週末を。
◆somushi ohara
したたる緑を感じながら健やかな畑の旬を味わって
![「somushi ohara」もとお土産店だった建物をフルリノベーション。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/6/1280wm/img_1665e0cf2ceaf510d96837b5a96e7941547566.jpg)
![「somushi ohara」ナチュラルな木の風合いに心休まる店内。大きな窓に切り取られた緑が美しい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/7/1280wm/img_f7bf425b7f054db7a677bba70e34e875250612.jpg)
韓国出身の山口娟卿さんが手がけるカフェ。
自家菜園や朝市の旬野菜をたっぷり盛り込んだビビンパをはじめ、韓式の伝統茶やお茶うけなど、滋養豊かでやさしい味わいのメニューが揃う。
![「somushi ohara」somushi精進ビビンパ 2,000円。大原の特別栽培米のご飯の上に生野菜やナムル、名店「半升」のお揚げが彩りよく。梅エキス入り自家製コチュジャンだれをお好みで。野菜の前菜、野菜出汁のスープ付きで大満足の食べごたえ。ほかに牛肉や目玉焼き入りのビビンパも用意。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/d/1280wm/img_6d5384f06668680505be98262d2555ce285055.jpg)
![「somushi ohara」高野川のせせらぎを間近に感じるテラス席も人気。趣のある陶箱は淡路島「樂久登窯」に特注。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/8/1280wm/img_c8c82cc017a0bf9c6314fd64b3cb3775459285.jpg)
緑に包まれるようなロケーションも心地よく、時間を忘れて過ごしたくなる。
![「somushi ohara」朝靄が幻想的。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/d/1280wm/img_ed6842e798a5f06bb314d552f23cbfb7186902.jpg)
somushi ohara
所在地 京都市左京区大原来迎院町118
電話番号 075-205-1361
営業時間 10:00~16:00
定休日 月~水曜
Instagram @somushi_ohara
2023.10.28(土)
文=本庄 彩
写真=橋本 篤
CREA 2023年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。