色を合わせて家族みんなが共存できるスペースに

 日本ではリビングダイニングという家庭が多く、そこで子どもが宿題などの勉強をするのがほとんど。「コーディネートを考える際は、子どものための収納を、子どもの目線に作っておくと便利です。子ども用の家具は色彩が強くて、インテリアがまとまらないという相談がよくあるんです。そんなときは、家具や収納を同系色にすると、大人も子どももみんなで心地よく過ごせる空間になりますよ」。

 また、「お子さんがまだ小さいなら、子どもが遊ぶスペースをリビングにまとめてもいいですね。子どもの様子を側で見ることができて安心ですし、家族みんなが一緒に同じ空間にいても、それぞれのお気に入りの場所つまり居場所があると家族の輪が温まりますね」。

(左)TROFASTフレーム パイン材 ¥9990
(右)TROFAST収納ボックス ホワイト ¥300

<次のページ> 押し入れを有効活用して和室をモダンに大改造

2013.12.28(土)
中村昌代=文
三宅史郎=写真