マウイ島は、そのエリアごとに異なる魅力を放つ。ワイレア、カパルア。個性あふれるステイを。おすすめの至極ホテルを2軒、2回に渡りご紹介。今回はマウイ島の北西端、カパルアエリアにある「ザ・リッツカールトン カパルア」です。
マウイ島の頭頂部でとっておきのステイを
◆The Ritz-Carlton Maui, Kapalua(ザ・リッツカールトン カパルア)
![ホテルの敷地全体は、約22ヘクタールもの広大な面積を誇る。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/b/1280wm/img_4b9f97a9d0b2aa1890c4383ccf71f949651206.jpg)
マウイ島の形は、しばしば、横から見た女性の上半身の肖像に喩えられる。その頭頂部に当たるのがカパルア。方角的には、島のほぼ北西端に位置する。
![“オーシャンフロントスイート”(2,884ドル~)のリビングルーム。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/2/1280wm/img_7243e83ffde0a2a094063875199884dc501564.jpg)
ここに佇むのが、「ザ・リッツ・カールトン カパルア」だ。太平洋とモロカイ島の絶景はほしいまま。すぐ近くでは、D. T.フレミングビーチの白く美しい砂浜が弧を描く。寄せては返す波を見ながらくつろぐのもいい。
![ペストリーやサラダをテイクアウトできる「カイ・カフェ」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/d/1280wm/img_bddcc7405189a166eea17ec5a072946c659327.jpg)
こちらは、ハワイ屈指のゴルフリゾートとしても名を馳せる。全36ホールの2つのチャンピオンシップ・ゴルフコースを有し、ハイレベルなゴルフスクール「カパルア・ゴルフアカデミー」を運営。南国の優しい風に吹かれながら、心ゆくまでプレイを堪能したい。
![夕刻を迎えた「アラロア・ラウンジ」。12月から4月にかけては、ここからクジラが泳ぐのを観ることもできる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/e/1280wm/img_ced3c50fb74cd5f36c3e6e5ff300a0d8559981.jpg)
また、多種多様なアクティビティも用意されている。サーフィンやブギーボード、セーリングといったマリン系はもちろん、ロープにぶら下がって緑の中を滑り降りるジップラインも楽しい。
![メインダイニング「ザ・バニヤン・ツリー」のシーフードカレー 69ドル。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/4/1280wm/img_b4d7ff31a40f5462544222d6e2d9d06a617495.jpg)
客室に帰ってきたなら、広々としたバルコニーに陣取ってサンセットを鑑賞するのはいかが。マウイに滞在する幸せを心の底から実感するひとときだ。
![ビーチサイドにある「バーガー・シャック」では、フルーツやオレオなどをトッピングした各種のシェイクが評判。13~15ドル。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/0/1280wm/img_c0676a18da1e07d1fd60638f65224daf455370.jpg)
The Ritz-Carlton Maui, Kapalua(ザ・リッツカールトン カパルア)
所在地 1 Ritz-Carlton Dr., Kapalua
電話番号 808 669 6200
客室数 463室
料金 1室 1,062ドル~
https://www.ritzcarlton.com/jp/hotels/kapalua
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
Column
CREA Traveller
文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。
2023.04.13(木)
文=下井草 秀
撮影=橋本 篤
コーディネート=岡田ジュリー
CREA Traveller 2023 vol.1
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。