2023年1月にスタートした「アロハ・カイ・ルアウ」。カメやイルカやアシカなどの海洋生物と一緒に遊ぶことができる「シーライフ・パーク・ハワイ」で開催中です。
ポリネシアの歌や踊り、ハワイアンフードを楽しむエンターテインメント
![広いガーデンに集ったこの日の来場者は350名。全員が舞台に釘付け。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/d/1280wm/img_9d97c29d4aed8951fa0e5a3a07124f5a218658.jpg)
シーライフ・パークは昼間に撮影やプライベートで訪れたことがありますが、夜に行くのは実は初めて。「ルアウなんてどこでやっているのかしら?」と思っていたら、園内の海が見渡せるガーデンで行われていました。切り立った山を背に、遮るものは何もないという素晴らしいロケーションで、大きく深呼吸したくなるほどの気持ちよさです!
![ドリンクは「Tiki Bar」で購入。アルコール、ソフトドリンクなどが揃う。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/7/1280wm/img_2754915a554d87da0d507b8d7a4f7c46219022.jpg)
![シーライフパークの入り口。チケット売り場を通過すると、レイで迎えてくれます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/3/1280wm/img_2361e444ac33030e4b02d325b899cf5d174726.jpg)
ルアウとはハワイ語で「宴」を意味する言葉で、最近はポリネシアの歌や踊りを見ながらハワイアンフードを食べ、ハワイの伝統を楽しむエンターテインメントを指します。このような宴は、歴史的には「アハ・アイナ」などと呼ばれ、古代では戦の勝利や結婚式などを祝う宴であったといわれています。
厳しい社会規範や制度があった時代には男女が一緒に食事をすることや飲酒が禁じられていたのですが、カメハメハ2世がその制度を改め、それから2世紀が経ち現在のスタイルに。昔の王様が見たらびっくりするかもしれないけれど、今のルアウは、老若男女誰もが楽しめる活気に満ちていて、私は大好き!
「アロハ・カイ・ルアウ」の会場は夕方のまだ陽がある頃に開きます。庭には文化アクティビティーが点在していて好きに体験できるようになっています。レイメイキングや、ココナッツリーフ(椰子の葉)編み、ウクレレなどをひとしきり楽しんだら、ブッフェ形式のハワイアンフードを取って着席。オーシャンビューが楽しめるように小さめの舞台となっていますが、ショーの迫力は抜群です。
![ラウハラマットの上でレイ作り。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/c/1280wm/img_0cbc92cfba6097873202765f6e24c93e261134.jpg)
![ココナッツリーフのレイは三つ編みの要領で作ります。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/2/1280wm/img_02a6665de3fb328c0c477e782d340b14508969.jpg)
![ウクレレも丁寧に教えてくれます。©アロハ・カイ・ルアウ](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/d/1280wm/img_4df80d737b4f82fc54b4b214690de110140723.jpg)
![イムで蒸された「カルアピッグ」がメインディッシュ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/4/1280wm/img_84838de2184102b9960e7666707824bc272312.jpg)
![「マイタイ」などのカクテルを飲みながらショーのスタートを待ちます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/3/1280wm/img_d3a8193bbc17923b0646e81db83a13b1178377.jpg)
2023.04.01(土)
文・撮影=工藤まや