
海外との自由な往来が戻りつつある今。久しぶりに海外旅行へ! と計画を立てている人も多いのでは。そこで今回は、シンガポール航空で日本各地からシンガポール経由で快適にアクセスできる、ニュージーランドの魅力をたっぷりご紹介。旅のナビゲーターは、旅行好きでニュージーランドへは3回訪れたことがあるという貫地谷しほりさん。
四季折々の風景と自然の恵みを存分に味わう

コロナ禍で行動制限がかかる以前は、少なくとも年1回はプライベートで海外旅行へ行っていたという貫地谷しほりさん。これまでニュージーランドには、CM撮影やテレビ番組などの仕事で3回ほど訪れたことがあるそう。
「ニュージーランドは日本ほどはっきりとはしていないですが四季があり、私は夏と冬、どちらも経験しています。夏は湿気がなく暖かで植物が生き生きとしていて、冬はキリリとした空気の中に自然の姿が映え、とても雰囲気がよかったです。オークランド国際空港に着いてから、そこに流れている空気や雰囲気はとても穏やかなのに、自然の姿はワイルドで猛々しい、そのギャップがニュージーランドの魅力の一つだと思います」

旅の玄関口となるオークランドは、ニュージーランド北島の北西部に位置し、2021年の「世界で最も住みやすい都市」ランキングで1位に選ばれたこともある魅力的なステイ先。
街の中心部を南北に貫く「クイーン・ストリート」を歩けば、生活に必要なものはすべて揃い、日用品からハイブランドまでショッピングも楽しめる。
街のシンボルである高さ328メートルのスカイタワーに上れば、オークランドの街並みと美しい自然を一望できる。

「プライベートの旅行では美術館へ行くのも楽しみの一つなので、次に訪れることがあれば『オークランド美術館』にもぜひ行ってみたいです」
オークランド中心部には広々とした公園が点在し、「オークランド美術館」は、もっとも中心部に近いアルバート公園の一角にある。
「その土地ならではの場所、その土地でしかできない体験を大切にしているので、中心部から近い場所に緑豊かな公園や美術館があると、旅行先での時間を有意義に使えていいですね」
そして、旅の楽しみと言えば、何をおいても食事! 食べることが大好きという貫地谷さんは、夕食のレストランを日本から予約しておくことが多いのだそう。
「楽しみにしていたレストランが満席で入れない、なんていう事態になったらかなり落ち込むので(笑)。そうならないためにも、可能な場合には、確実に予約を入れておくようにしています」

オークランドの港沿いには新鮮な魚介類がいただけるレストランが軒を連ねている。特に、3~8月はこの時期にニュージーランドでしか食べることのできない「ブラフ・オイスター」を目当てに、世界中から観光客が集まってくる。
「私はもともとオイスターに目がないので、ニュージーランドでも仕事の合間を縫って、オイスター専門のレストランへ行きました。新鮮なオイスターと地元の白ワインをいただいて、“最高”以外の言葉が見つからないくらい最高でした。次にニュージーランドへ行く機会があれば、絶対に日本から予約して行きます」
2023.02.17(金)
文=今富夕起
撮影=鈴木七絵
スタイリング=mick
ヘアメイク=SAKURA