高橋 それはないですね。作品というのは、終わったら終わるんです。どの作品であっても。
――前回のアニメ化とは状況がだいぶ異なります。今回のアニメ化に期待するところは?
高橋 最初のアニメ化の時には、制作サイドにすごく勢いがあって、若い人たちが自分の持てる力を全部そこに投入する、みたいに燃えていましたよね。ある種、実験の場でもあったのかな、と。今回は、以前のものを観た人たちがやってくださるわけなんですけど、なんとなくバカバカしさのほうに特化してくれているな、と見ています。それは私としては、願ってもないことですね。
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取材・文=加山竜司、 撮影=杉山拓也
©高橋留美子・小学館/アニメ「うる星やつら」製作委員会 ©高橋留美子・小学館
2022.08.08(月)
取材・文=加山竜司
撮影=杉山拓也