眼鏡が似合わない、何だか眼鏡が浮いて見える……そんなお悩みはメイクと不釣り合いなことが原因のひとつかもしれません。
応用編では、人気ヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんに、トレンドのアイウェアを上手に取り入れるための春メイクを教えてもらいました。
» 大人の眼鏡メイク【基本編①】はこちら
» 大人の眼鏡メイク【基本編②】はこちら
【TYPE1】多角形フレーム×陰影でつくる端正メイク
現在、新たな定番となりつつあるのが六角形や八角形などの多角形デザインです。一見難易度が高く見えますが、じつは顔馴染みは良好。
程良いエッジでラウンド型よりシャープに見え、スクエアほど生真面目な印象にならなず、さりげない個性を演出できます。
[Point①]目力アップのアイメイクは必須
「形の個性はありますがフレームのラインは細いので、アイメイクはしっかりと。立体感が出るよう深い色のアイシャドウで、丁寧に陰影を作っていきます。アイラインやマスカラも、普段通り使ってOKです」(長井さん)
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ジルスチュアート ブルームクチュール アイズ 01
[Point②]チークでふっくら肌を演出
「眼鏡のシャープな印象を和らげるよう、チークで肌にふんわり感を添えて。境目がわからないよう広範囲になじませれば表情に優しい雰囲気が宿ります」(長井さん)
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ポール & ジョー プレスト ブラッシュ 02
[Point③]眉はフレームに合わせたカーブをつけて
多角形で気を付けたいのが、眉の形。ともすると、フレームとケンカしてしまうことも。
「直線的なフレームに対して眉も直線的に描いてしまうと、凛々しくなり過ぎてしまいます。とはいえラフ過ぎる眉毛もNG。ストレートなラインを意識しながら、角のところで丸みを帯びるようアーチを描くと好バランスです」(長井さん)
柔らかさを感じるメイクが八角形の個性を中和
【使用フレームはこちら】遊び心のあるカラーとフォルムで眼鏡をポップに楽しんで
Anne et ValentinのHANSKA
ネイビーの八角形が愛らしい1本。ゴールドとのバイカラーにより、前枠の発色がより際立っています。テンプルにあしらわれたストライプ柄も、遊び心を感じるアクセントに。
2022.05.04(水)
文=伊藤美玲
写真=深野未季
ヘア&メイク=金澤美保