休眠から目覚めた木や草が花を咲かせ、景色を鮮やかに染め上げる春がやってきました。
「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2021年春篇に、CREA編集部が選ぶ新たな景色を追加して、2022年版をお届けします。
四季があり、自然の移ろいを感じられる日本。各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく春色の景色をお楽しみください。
◆大阪まいしまシーサイドパークのネモフィラ
大阪市の人工島・舞洲にある大阪まいしまシーサイドパークは、美しいネモフィラの景観が楽しめる公園。
毎年4月上旬~5月上旬頃、ネモフィラが見ごろを迎える時期に合わせて「ネモフィラ祭り」が開催され、Instagramフォトコンテストなどが行われる。
約4.4ヘクタールの広大な敷地で見られるネモフィラの数は、約100万株と関西で最大規模。大阪湾を背景にたくさんのネモフィラが咲き誇り、丘一面が鮮やかなプラチナブルーに染め上げられる。
また、園内には桜並木やチューリップ畑もあり、ネモフィラとコラボレーションした色とりどり景色が眺められる。
2022年ネモフィラ祭り開催期間:2022年4月8日(金)〜5月8日(日)
大阪まいしまシーサイドパークのネモフィラ(おおさかまいしまシーサイドパークのネモフィラ)
所在地 大阪府大阪市此花区北港緑地2丁目
https://seasidepark.maishima.com/
◆花博記念公園鶴見緑地のネモフィラ
花博記念公園鶴見緑地は、EXPO'90「国際花と緑の博覧会」会場の跡地を再整備して造られた、約123ヘクタールの広さを誇る公園。
「丘の上に立つ風車の足下いっぱいにネモフィラが咲き誇り、まるでオランダに来たような気分に。真っ青なネモフィラの花と青い空がマッチし、白い風車が美しいコントラストを生み出します。
さらに3月下旬以降になると様々な色のチューリップとのコラボが見られ、圧巻の景色が楽しめます」(大阪観光局公式サイト情報戦略担当スタッフ)
花博記念公園鶴見緑地のネモフィラ(はなはくきねんこうえんつるみりょくちのネモフィラ)
所在地 大阪府花博記念公園鶴見緑地
https://osaka-info.jp/page/tsurumiryokuchi-expo-commemorative-park
2022.03.18(金)
文=CREA編集部