休眠から目覚めた木や草が花を咲かせ、景色を鮮やかに染め上げる春がやってきました。

 「いつか行きたい! 『日本にしかない風景』再発見」2021年春篇に、新たな景色を追加して、2022年版をお届けします。

 四季があり、自然の移ろいを感じられる日本。各エリアの観光の達人が選ぶ、その地に息づく春色の景色をお楽しみください。

 今回は、高知県観光コンベンション協会が選ぶ、春の風景をご紹介します。

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◆木曜市

 高知市で週4日、日・火・木・金曜日に開かれている街路市。その中でも木曜市は、オフィス街の好立地で開催され、種類豊富な新鮮食材やローカルフードなどの店が立ち並ぶ、市民から親しまれる人気の市だ。

 「春は、イタドリ、小夏、フルーツトマトなど、高知ならではの新鮮な野菜や果物はもちろん、日曜市で行列ができる人気の芋天、うどん、田舎寿司など、昼食やおやつも買えます。

 市の北側には通りを走る路面電車や高知城が見え、南側にはワシントン椰子が植わっています。南国情緒を感じられるところもおすすめのポイントです」(高知県観光コンベンション協会)

木曜市(もくよういち)

所在地 高知県高知市本町5丁目
https://kochi-tabi.jp/lp/aozora-market/info/thursdaymarket.html

◆北川村「モネの庭」マルモッタン

 北川村「モネの庭」マルモッタンは、クロード・モネが愛したフランス・ジヴェルニーの庭園を再現した人気スポット。「水の庭」「花の庭」、そしてモネが旅した地中海沿岸をテーマとした「ボルディゲラの庭」の3つの庭があり、園内には手作りパンが人気のカフェやショップも。

「春は、花の庭に咲くチューリップやバラのアーチ、水の庭にある太鼓橋の藤棚などが見頃を迎えます」(高知県観光コンベンション協会)

北川村「モネの庭」マルモッタン(きたがわむら モネのにわ マルモッタン)

所在地 高知県安芸郡北川村野友甲1100番地
https://www.kjmonet.jp/

2022.03.10(木)
文=CREA編集部