酉(とり)年
5月12日(水)〜6月9日(水)の運勢
感情のコントロールが課題となる月。
衝動的な言動で、これまでに築いてきたものを台無しにしかねない時期のようです。
例えば、上司の指示に対して「こんなのできません!」とつっぱねたり、「冗談ですよね?」「これだけの量を、どうやってやれと?」などと、本音で返答してしまいがち。
恋愛面では、ケンカした勢いで「もう別れてやる!」、既婚者なら「離婚よ離婚!」とブチ切れ、口が滑ってしまう可能性が。
プライベートでの暴言は、あとで「さっきは言いすぎた」などとフォローすれば、多少のしこりを残す程度におさめられもしますが、仕事上では、取り返しのつきにくい“失言”となってしまいます。
怒りが込み上げるなど、感情の昂りを感じたときには、深呼吸をして心を落ち着け、強い言葉はいったん飲み込む。
言いたいことは、冷静さを取り戻してから、よくよく言葉を選んで伝えるよう意識してください。
持てる力を発揮できれば、成果を得られる運気にあるものの、どうにも気が散りやすく、集中力も続きにくいのが悩ましいひと月。
作業の効率が上がらないときは、瞑想がおすすめです。自分自身を上手になだめて、この時期の運気を活かしていきましょう。
ただし、何事も冒険はしないほうがよさそう。事業の拡大や転職は、先延ばしにするのが賢明です。
また、ラクして稼げる儲け話は、非合法なものである可能性大。判断を誤りやすいときなので、本業以外でのお金儲けは考えないほうがよさそうです。
さらに、仕事面であなたの足を引っ張る人物にも用心を。他人を刺激するような言動は厳禁です。加えて、お節介もNG。
このひと月は、人との接触をできるだけ減らすのも手かもしれません。
失敗をしたとき、運の悪さを感じたときは、屋外での散歩でリフレッシュを。土のある場所で、自然の“気”をチャージするのが理想的です。
健康面で注意したいのは、頭痛、首の痛み。また痛風の傾向がある人も用心を。
この時期、相性がいいのは、丑(うし)、辰(たつ)、巳(へび)年。
距離を置いたほうがいいのは、卯(うさぎ)、酉(とり)、戌(いぬ)年の人。
吉方位は、南と西。避けたほうがいいのは、北と東。
※次回更新日は6月7日(月)
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※台湾の占いは旧暦が基本。旧暦と西暦で干支が変わる人もいますが、ここでは西暦での干支でみられるように占っています。
2021.05.09(日)
文=堀 由美子
イラスト=さじきまい