おじいちゃん、おばあちゃんの時代から今に続く歴史あるお菓子。現代生まれなのになぜか懐かしいパッケージのスイーツ。各都道府県のアイコンとなるような愛されお菓子が一堂に!


#04 宮城県

◆松倉「パパ好み」

パパもママも子どもも皆が喜ぶ米どころの名物米菓

 ササニシキやひとめぼれが誕生した宮城県大崎市古川は、県内有数の米どころ。

 昭和35年にこの地で“ママも喜ぶパパ好み”をキャッチフレーズで誕生したのが、この「パパ好み」。作っているは今年創業70年というアニバーサリーイヤーを迎える松倉だ。

 ビール片手ににっこり笑顔のパパとママのイラストが親しみやすさを感じさせ、大人はもちろん子どもからも広く愛されている。

 また地元では、パパごのみ〜パパごのみ〜と歌が流れるCMもお馴染みで、パッケージの裏にはそのCMソングまでプリントされており、宮城出身者なら思わず口ずさんでしまうかも。

2021.04.10(土)
文=Five Star Corporation
写真=釜谷洋史