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美肌大国・韓国ならではの “肌映え見え”する発色の妙

千国 5年くらい前かな。韓国コスメに今ほどの人気がなかったころ、撮影現場でGeorgeさんがスム37°を使っていて感激した思い出が。シークレットプログラミングエッセンスにハマって、韓国コスメに開眼したころだったから。

George 私もその美容液で韓国のスキンケアコスメにハマったの。今は、メイクも大好き。韓国独特の発色や質感がたまらなくて。

千国 肌に溶け込んで、血色感を引き出す発色が上手だよね。

George 韓国のメイクコスメは、基本、肌を美しく引き立てるようにつくられている感じがする。

千国 ラメの技術も高いと思う。クリオ(1)やヒンス(2)のアイシャドウは宝石のように輝くのに、肌なじみがよくて使いやすい。

George 派手なラメを涙袋に塗ってもわざとらしくならないのがいいよね。ヘラ(4)やデイジーク(5)のラメで“涙袋メイク”したら、簡単にTWICEのモモになれるよ。

 涙袋の上に、ベースになるオレンジシャドウを塗って、キラッキラのラメを目頭から7ミリメートルくらいだけ入れてみて。

千国 韓国アイドルのメイクってすごくかわいくて大好き!

George 韓国は、レイヤード文化が定着していて、アイメイクはラインやシャドウを何層にも重ねるし、ベースメイクもパフに微量を取って、丁寧に何度も重ねているんだよね。

2020.10.18(日)
Text=Yuko Kaneko
Photographs=Hirofumi Kamaya

CREA 2020年11・12月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

きれいな人がしてること。

CREA 2020年11・12月合併号

揺らがない自分でいるための習慣&コスメ
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定価820円

様々な業界で活躍する人たちの人生を支えてきた習慣とは? 大切にしている美の価値観とは? 時に悩みながらも、美容を通して“自分らしさ”に真摯に向き合ってきた“あの人”に取材。そこから見えてきたのは、揺らがない自分でいるための美容でした。