食器、カトラリー、キッチン&バス用品……。生活の周りにある日用品を使わない日なんて、ありません。
暮らしをともにする相棒だからこそ、アイテム選びは大切。最近はデザインを重視するだけでなく、「心地いい」「部屋に自然となじむ」ものが急増中。
新たなコンセプトを掲げた雑貨屋さんが目立つ東京から、厳選8軒をご案内!
#02 The Tastemakers & Co.
(ザ テイストメイカーズ&コー)
[青山]
すぐ使えるアイテムがずらり!
男女でシェアできるデザインが嬉しい
六本木通りから1本入った小道に、たくさんのグリーンが置かれた一角があります。
ここがお店の入り口。もともと撮影スタジオだった建物なので、店内は天井が高く、ひろびろ。穏やかな光に包まれ、静かな時間が流れています。
ウェアも日用品も、世界中からセレクトしたものやオリジナルが揃い、ユニセックスなデザイン。男女ともにシェアして愉しめるものが多いのも魅力です。
インテリア小物、キッチン小物や食器、アウトドアグッズなど、ほかでは見ることのできない選りすぐりのアイテムに、思わず目移りしてしまいます。
たとえば、ポーランドのメーカーのウール100%で作られたルームシューズやルームブーツ、エプロン。
ふわふわ、もこもこの肌触りが、なんともいえない癒し感!
天然のウールだから蒸れにくく、冬の夜、家で過ごす時間を快適にしてくれます。
エプロンは家事や作業用はもちろん、おしゃれな日常着として活躍間違いなし! お隣の有名な花屋さん「ル・ベスベ」のスタッフも愛用しています。
店内の奥にあるカラフルなファブリック類にも目が留まります。
イギリスの「ザ ストライプスカンパニー」は、ストライプ生地を貼ったデッキチェアなどを作っているブランド。
そのファブリックを使ったショッピングバッグは爽やかな色合いで、毎日の買い物が楽しくなります。
2019.12.15(日)
Text=Yoko Maenaka (BEAM)
Photographs=Miki Fukano