もし韓国らしさを知りたいなら地元の人が集う酒場に飛び込んでみるのもいいだろう。酒場巡りのエキスパートが教えてくれた、旅人にもお勧めの人情酒場6軒。

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いつもの度胸と少しの韓国語で
いざ韓国版“角打ち”へ!

 東京の西荻窪駅前や上野のガード下、大阪の京橋駅前や裏天満であたりで飲んだ経験があるなら、ソウルでも地元民にまぎれて飲んでみよう。

 心配しなくても、韓国語は、「コマッスミダ(ありがとうございます)、コンベ ハプシダ(乾杯しましょう)、マシッソヨ(おいしいです)」だけでOK。

 “まぎれ飲み”デビュー向きは乙支路4街の「大福マトゥ」。路地裏の小さな食料雑貨店だが、テーブルがいくつかあり、夕方頃から近所で働くおじさんたちが飲み始める。

 いわば韓国版“角打ち”だからひとり飲みハードルもかなり低め。酒はビールか焼酎かマッコリ。

 つまみはテーブル脇に並ぶ袋菓子や缶詰。今のレートなら酒1~2本とつまみで1万ウォン以下で済んでしまう。

 乙支路4街駅4番出口の歩道を進み、2つ目の路地を右折すると右手に見えてくる。18時前から入店し、地元のおじさんを待ち構えるのも一興。

2019.08.14(水)
Text=Eun-sook Jung
Photographs=Tamon Matsuzono, Eun-sook Jung

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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