2019年2月28日(木)、東京・中目黒にオープンした「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」。ロースタリーならではの楽しみ方を3回に分けてレポート。

 3回目は、日本初上陸となった「ベーカリー」「ティーバー」「カクテルバー」の紹介。楽しみ方と、おすすめメニューをご紹介しよう。


【ベーカリー】
焼きたてのパンが楽しめる
「Princi」

 ロースタリー 東京の1階奥には、日本初上陸となるミラノ発のイタリアンベーカリーPrinci(プリンチ)があり、厳選された日本とイタリアの食材を使った、焼きたてのパンが楽しめる。

 Princiはパン職人ロッコ・プリンチが1985年にミラノで創業。パンだけでなく、ペストリー、ピッツァ、デザートなど、朝から夜まで一日を通して楽しめる様々なメニューを提供する

 ミラノをはじめ、ロンドン、シアトル、シカゴ、ニューヨークにベーカリー店舗があるほか、世界のロースタリーの店舗、スターバックス リザーブを扱うリザーブストアなどでも展開している。

 ロースタリー 東京でも、コーヒーとの相性抜群のパンに限らず、ラザニア、リゾットなどのホットメニュー、プロシュートやチーズなどのアペリティーボメニュー、タルトやティラミスなどのデザートまである。

 イタリアの食文化を体験できるメニューが約80種類も展開している。

「Princi」で絶対食べたい
定番メニュー

【1】
コルネッティ

 イタリアの朝の定番メニューといえば、コルネッティとエスプレッソ。

 コルネッティは、イタリア語で「小さい角」を意味するイタリアを代表するペストリーだ。

 フランスのクロワッサンよりやわらかく、発酵バターの香りとサクサクふわふわした食感が楽しめる。

 朝食だけでなく、小腹が空いたときのおやつにもぴったり。

【2】
フォカッチャ ピッツァ 

 フォカッチャ ピッツァとは、イタリアを代表するパン=フォカッチャの生地にさまざまな食材をトッピングして焼き上げるベーカリースタイルの四角形のピッツァのこと。

 自家製トマトソースの上に、イタリア直輸入の水牛のモッツァレラとバジル、オレガノをのせたものや、スペックハムとモッツァレラ、なすのローストなど、イタリアらしさを味わえるものなど数種類ある。

 仕上げに振りかけたオリーブオイルがぜいたくに香る。

【3】
ミニパネトーネギフトセット

 おみやげに買って帰りたいのが、ロースタリー東京オリジナルのミニパネトーネのギフトセット。

 パネトーネはイタリア・ミラノ発祥の伝統的な発酵菓子。

 天然酵母「パネトーネ種」を使い、約12時間かけてじっくり発酵させて焼き上げることで、ふんわりとやわらかく独特なとろけるような食感が生まれる。

 生地に練り込まれたオレンジピールとレーズンがアクセントの豊かな味わいだ。

 フレーバーは伝統的な味クラッシコ、イタリア由来のレモン(リモーネ)、日本由来の桜を合わせた3種類。

 ここでしか買えないパン職人のこだわりの味を、大切な人に贈ってみては。

 正直なところ、スタバの店内でおいしく食事ができるのはとってもうれしい。朝から晩まで、さまざまなシチュエーションで立ち寄れるから。

 パンやサンドウィッチ、ペストリーなどはテイクアウトもできるので、誰かの手土産や差し入れ用に、早朝にロースタリー 東京に寄るという楽しみ方もできる。

2019.03.23(土)
文=梅森 妙
写真=CREA WEB編集部