ハワイアン航空で、これまでとはひと味違ったハワイを感じる旅へ

ハワイでもっとも歴史が古いハワイアン航空。1日160便以上、ハワイ州の島間も結ぶ。

 この冬、ハワイ旅行の楽しみ方が広がりそうだ。創業88年の伝統をもち、ハワイ最大の航空会社であるハワイアン航空が、2016年12月21日(水)から羽田~ハワイ島コナ空港の直行便の運航を開始する(深夜早朝時間帯で週3便)。

 これにより、現在も活動を続けるキラウェア火山、広がる溶岩台地、標高4205メートルのマウナ・ケア山など、オアフ島とはまた違った、ハワイ島の魅力的なデスティネーションがぐっと身近なものになる。

機体にも描かれているハワイアン航空のアイコン、ハイビスカスの花飾りをつけた美しい女性(プアラニ)は、ハワイのシンボル的存在でもある。

 搭乗した瞬間からハワイを楽しめる、アロハスピリットに満ちたサービスも嬉しいかぎり。例えば、実際のクルーやその家族らが出演する機内ビデオでは、ハワイの雄大な景色が楽しめ、観光意欲が駆り立てられる。

 また、成田~ホノルル便のプレミアム キャビン(ビジネスクラス)では、横になりながらゆったりと過ごせるフルフラットシートを導入。全18席あり、すべて1列につき横に並ぶのは2席という、2-2-2のレイアウトで配置されているため、ハネムーナーをはじめとするカップルや家族、親しい友人との旅行にもぴったりだ。

ハワイの波と海をイメージした、なめらかな曲線デザインを取り入れたプレミアムキャピン。機上とは思えない、上質のリラックスタイムを過ごすことができそうだ。

 併せて、プレミアム キャビンで注目したいのが、ハワイ島在住の有名デザイナーであるシグ・ゼーン氏とコラボしたアメニティ。「アウリイラニ・レフア」というハワイに生息する花をモチーフにしたポーチに、ココナッツフレーバーがリラックス気分を誘うボディローションなどのスキンケアグッズや、ビーチサンダルを模したデザインがユニークなロングソックスなど、とりわけ女性にとっては嬉しいアイテムが詰まっている。

リップスティックや保湿ミスト、竹製の櫛などもついて、まるで一流ホテルのような贅沢なアメニティが揃う。

 今なら、期間限定で、最新ディズニー映画『モアナと伝説の海』(2017年3月10日 日本公開予定)とタイアップした機体も運行中。全3機にそれぞれ違ったデザインが描かれており、運がよければ旅行中に出合えるかもしれない。

映画とタイアップした機体は、2017年3月まで、米国内線、大阪、東京(羽田・成田)、ブリスベン、シドニー、オークランド線で運行中。
2016年11月11日(金)にハワイ・コンベンション・センターで開催された「ホノルル・ファッションウィーク」で、スタッフの制服を一新することを発表。新デザインは、前出のシグ・ゼーン氏の手による。2017年後半から、こちらの制服が本格導入される。
エコノミークラスのアメニティも12月1日(木)よりシグ・ゼーン氏によるデザインのものに一新。

 優美に空を泳ぐ女神「プアラニ」に抱かれながら、ハワイアン航空で、まだ見ぬハワイを体感しに行ってみてはいかがだろうか。

ハワイアン航空
https://www.hawaiianairlines.co.jp/

ハワイアン航空×『モアナと伝説の海』
https://www.hawaiianairlines.co.jp/moana

2016.12.14(水)
文=中山理佐