CULTURE

“水道水の味”を説き明かしていく…「最初は誰が面白がるんだと思っていた」ピン芸人・鈴木ジェロニモの「説明」芸の成り立ち

　ピン芸人としてお笑いの世界で活動しながら、短歌の世界でもさまざまな賞を受賞するなど注目を集めている鈴木ジェロニモさん。彼が昨年上梓した『水道水の味を説明する…

東京郊外に移住→突然「エミューを飼いたい」…会社員女性が“寿命20〜30年”のエミューとの暮らしを“夫に納得させるまで”

　きっかけは親しい編集者から寄せられたこんな“情報提供”だった。〈彼女は最近、犬のほかにもエミューを飼い始めました〉“彼女”というのは彼の同僚で、私も当時、仕…

「夢を叶えるまで」を描く朝ドラ、「叶えた後のリアル」を描く夜ドラ…蓮佛美沙子主演のNHK「バニラな毎日」で繰り広げられる“スイーツ・ヒューマンドラマ”が面白い

　新雪のごとく凛と角立つメレンゲ。色よく焼き上がった生地に手際よく乗せられていくクリームや鮮色のソース、端正にカットされたフルーツたち。パティシエの熟練した手…

光浦靖子さんがカナダへ留学した理由

　50歳という年齢は、人生の後半戦が始まる岐路。「本当にやりたかったことは何だろう？」など悩みが尽きない時期だけど、そんななか、カナダへの留学を実現させたお笑…

CREA表紙プレイバック【2002年4月号～6月号】百戦錬磨のメイク塾、夢見る上海 愛しの台湾、映画の秘密！

　創刊まもない頃の表紙に並ぶのは、ニュースな話題。CREAが創刊した1989年は、世界史的に見ても、エポックメイキングな年でした。　国内では、1月7日に昭和か…

「ありがた山の鳶がらす」は実はフライング…？ 大河ドラマ「べらぼう」が史実に忠実なところ、アクロバティックに歴史改変したところ

　アッ、うまいことやりよった！　クソッ、そうきたか！　エエッ、これはないだろう！　日曜の宵、我が家は物情騒然、それというのもNHK大河ドラマ「べらぼう」を毎週…

テクノロジーの新時代と人間の「優しさ」に迫った8作品　宮内悠介『暗号の子』

　宮内悠介さんの『暗号の子』は、テクノロジーの新時代を描いた作品集だ。　帯のメッセージは、「わたしたちは、いつまで人間でいられるのか？」。　テクノロジーって、…

【マンガ】『若草同盟』第1話 生きづらさを抱える2人が東京で出会い、同棲生活をスタート。最強の幸せを手に入れた2人だったが…

　東京で暮らす30代のカップル、カイロとムーさんの“山あり谷あり”の同棲生活を描いた、漫画家・新田章の最新作『若草同盟』より、第一話をまるごとお届け！》新田 …

「ふつうじゃない」と言われ続けた『恋のツキ』『若草同盟』の作者・新田 章が作品を通して伝えたい「人間の本質」とは？

　奔放な女性を描いた『あそびあい』、同棲中の恋人と年下の異性との間で揺れるアラサー女性を描いた『恋のツキ』、そして東京で暮らす30代カップルの同棲生活を描いた…

「親ガチャ」に「弱者男性」…はびこるネットスラングに違和感。漫画家・新田 章が『若草同盟』で描きたかったこと

　『あそびあい』では良いと思ったら誰とでもカラダの関係を持つ奔放な女性を、ドラマ化された『恋のツキ』では同棲中の恋人と年下の異性との間で揺れるアラサー女性を描…

「物語に呑み込まれていくとは、まさにこの事」村山由佳さんの新刊『PRIZE―プライズ―』に書店員からの反響が続々！

　村山由佳さんの最新刊『PRIZE―プライズ―』が2025年1月8日（水）に発売となりました。「そこまで書いちゃっていいの？！」と話題沸騰中の本作を、現場の書…

「わたしにとって東京という町は……」坂だらけの町で繰り広げられる不思議系ラブストーリー　著者の中島京子さんが思うこと

　いくら女子大進学者といえど、男子が隣に座ったくらいでうろたえることはない。しかしその男子が、しゅっとしていて、清潔感があり、ピアニストのような繊細な指で文庫…

東京（後篇）

16歳までの人生を横浜で過ごした伊藤さんは、大学受験を機に上京。以来、自分の中の世界の基準が東京になったのは、”東京に毒されている”から？　「東京」をめぐる思…

東京（前篇）

16歳までの人生を横浜で過ごした伊藤さんは、大学受験を機に上京。以来、自分の中の世界の基準が東京になったのは、”東京に毒されている”から？　「東京」をめぐる思…

CREA表紙プレイバック【1992年4月号～6月号】わかりすぎる科学、タブーをつく！、活字の力

　創刊まもない頃の表紙に並ぶのは、ニュースな話題。CREAが創刊した1989年は、世界史的に見ても、エポックメイキングな年でした。　国内では、1月7日に昭和か…

CREA表紙プレイバック【2021年1月号～春号】贈りものバイブル、今こそ、素肌と筋力を鍛える

　創刊まもない頃の表紙に並ぶのは、ニュースな話題。CREAが創刊した1989年は、世界史的に見ても、エポックメイキングな年でした。　国内では、1月7日に昭和か…

大河ドラマ「べらぼう」では「写楽の謎」にどう迫る？　 作家・谷津矢車さんが紹介する「写楽もの」名作10選

　昨年発売した谷津矢車さんの『蔦屋』（文春文庫）が、「おすすめ文庫王国2025」〈時代小説〉部門ベストテンで、第1位に選ばれました！　これを機に、蔦屋重三郎の…

小宮山雄飛さん、写真家・平野太呂さん…クリエイティブな男性4人が選んだ【メンズがもらって嬉しいギフト12選】アウトドアからカルチャーまで

　今年も、50名以上の贈りもの上手な皆さんにお気に入りのアイテムやセレクトのコツを伺いました。おいしいものから日々を豊かにしてくれる雑貨、憧れのファッションア…

「承認欲求にはきりがない。満たされないとすごくつらい」村山由佳が“官能を禁じ手”に描いた“文壇お仕事小説”が面白すぎる！【還暦の新境地】

　恋愛や性愛を突き詰めた村山由佳さんが、新作小説『PRIZE―プライズ―』で書いたのは「作家の業」だ。“直木賞が欲しい”という渇望が、50がらみの人気女性作家…

「中年になると何を着ればいいのか分からない」「いつまでオシャレをするべきか」人気スタイリストが指南する、絶対に大事にすべき“指標”とは

　もう「おばさん」に“あがらなくていい”、どんなファッションだって正解だ――。そんなポジティブな言葉が飛び交う令和の現在。でもそれって本当？　それだけでは割り…