「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」が企画する「雪ん中酒場」では、写真のゴンドラのほか、巨大なかまくらのなかで雪見酒を楽しむことができる。 2011年にスタートした「ねぶり流し灯篭」も今年で14年目、青森屋の冬の風物詩として定着した。雷神のねぶたは、7代目ねぶた名人に選ばれた竹浪比呂央氏が制作したもの。 青森ねぶた祭は、七夕祭の灯籠流し(東北地方ではねぶり流し)が起源になったとする説が有力。青森屋は、「ねぶり流し」を現代に再現する。 じゃっぱ汁の語源は「雑把」で、捨てられるはずの魚の皮や骨、内蔵などを活用した郷土料理。青森屋では、冬の代表的な食材であるアンコウやタラをふんだんに用いてフレンチ風に仕立てる。ソムリエが厳選したワインやシードルとのマリアージュも楽しめる。 しんしんと降り積もる雪の静謐な美しさと、せせらぎを響かせ飛沫を上げながら流れる渓流のコントラストが美しい奥入瀬渓流の冬景色。 黒糖アイスと黒糖クリームをトッピングしたパフェ、黒糖パンを用いたローストビーフサンドなど、この食材が持つ深いコクや甘みを活かした黒糖づくしのアフタヌーンティー。 生産者を訪ねるサトウキビ畑ツアーで、さらに黒糖への理解を深める。8島のなかでも西表島の黒糖は、クセのないまろやかな甘さが特徴だという。 ホテルの目の前のゲレンデにオープンした「雪ん中酒場」。雪で作られた灯籠やライトアップされた酒瓶の灯りを眺めながら、会津の酒とおつまみを満喫できる。 酒どころの会津らしく、カップ酒の種類は豊富。しかも写真のように炙った干物を入れた熱燗や、凍った桃を入れる冷酒など、アレンジも多彩に楽しめる。