赤レンガ風の「馬車道十番館」の建物前には、ガス灯や馬の水飲み場であった「牛馬引水」跡も残されています。 アーチ状のステンドグラスから注ぐ優しい光が、優雅な空間を演出。 馬車道十番館オリジナルブレンドコーヒー(ドリップ式)748円、十番館プディング ロワイヤル990円。 館内の階段には、創設者が集めたグラスコレクションを収めた飾り棚が。 甘さ控えめで上品な味わいのクリームを厚みのあるサクサクのビスケットでサンドしたビスカウトは、お土産にも最適。文明開化の象徴でもあるガス灯の模様がビスケット地にあしらわれた横浜らしい一品です。ビスカウトデザイン缶詰め合わせ4枚入り 1,000円~。 通り沿いに並ぶのは、「馬車道」の文字の入ったクラシカルな街灯。 天保10年創業。今も馬車道に店を構える「泉平」。 180年以上の歴史を持つハマっ子自慢の味、いなりパック3本960円。 明治時代を代表する建築家で工学博士の妻木頼黄(つまきよりなか)による設計。 創建当初のドームは関東大震災で消失し、県立博物館開館にあわせて復元。不等辺八角形で、直径が12m、高さは9.5mあり、丸窓やドルフィンの装飾などが施されています。※通常は非公開。 ペリー来航と近代化にまつわる資料や「黒船」の1/50模型など展示品も充実。 オーセンティックな佇まいのカウンターは、ブルーの灯りが印象的。 左から:バンブー1,100円、ミックスベリーのカクテル1,500円。※フルーツは季節によって異なります。 かつて太田という地域で縄のれんをかけて営業していたことからその名がついたという「太田なわのれん」。 文明開化の薫りに触れる、ぶつ切り牛鍋6,600円(2人前から)。仲居さんが目の前で調理し、ほどよいタイミングで溶き卵の中へ取り分けてくれます。 創業当時(明治元年)から使用されていたぶつ切り牛鍋用鉄鍋。 エントランスには、「太田なわのれん」のシンボル、フクちゃんが。5代目店主の戦友であった漫画家・横山隆一が描いたもの。 お昼にはリーズナブルなセットも用意。中庭の緑が楽しめるお部屋でちょっと贅沢なランチタイムを。