『寝ても覚めても』の濱口竜介監督、主演の東出昌大と唐田えりか。えりかちゃんがレッドカーペットの階段で躓きそうになったとき、速攻で手を差し伸べた東出くん。その紳士ぶりは、和製ヒュー・ジャックマン。 『万引き家族』チームの上映後取材。深夜にもかかわらず、樹木希林さんは、帰り際までコメントをくれる丁寧さだった。「娘(内田也哉子さん)がファンの、マチュー・アマルリックさんと写真を撮らせてもらいました」と喜んでいた。合掌。 日本では『バーニング 劇場版』として2019年2月公開予定。NHKが出資しており、テレビ版もあるためこの邦題になった模様。写真はイ・チャンドン監督に桟橋でインタビューをするマダムアヤコ。 「スクリーン・インターナショナル」の星取り表。4ツ星がExcellent(傑作)、3ツ星がGood(良い)、2ツ星がAverage(平均)、1ツ星がPoor(今ひとつ)、×がBad(駄作)。『バーニング』は10人中8人が4ツ星だった。 フランス、ドイツ、中国、英国、タイ、米国、ロシアの映画記者10人が採点。 今年のカンヌのアイコンとなったのはゴダールの『気狂いピエロ』(65)の名場面。主演のアンナ・カリーナも、久々にカンヌに登場した。 『バーニング』公式会見での、イ・チャンドン監督、ユ・アイン、スティーブン・ユァン、新人でヒロインに抜擢されたチョン・ジョンソ。 授賞式後の審査員たち。左からケイト・ブランシェット、フランスの監督ロベール・ゲディギャン、クリステン・スチュワート、チャン・チェン、見きれてしまったがブルンジの歌手カジャ・ニン。今年はの審査員9人のうち5人が女性だった。 日本でも『キャラメル』(07)などの公開作がある監督で女優のナディーン・ラバキー。『カペナウム』では主役の少年をはじめ、出演者のほとんどは実際にスラムで暮らす人々を起用したそう。