◆第3位『君にかわいいと叫びたい』ハッピーゼリーポンチ/KADOKAWA
話しかけられると緊張して引きつった表情になり、うまく社内でコミュニケーションが取れないドールオタクの桐山。ある日、新入社員として入ってきた南が自分の溺愛するドールと瓜二つであることに衝撃を受ける。次第に彼女へ心を開いていく桐山だったが、自分の隠していた趣味を知られてしまい――。
つづ井さん推薦コメント
「かわいいものが大好きだけどクールな印象で誤解されがちなドールオタク、桐山さんの前に現れたのは、愛するドールにそっくりな新入社員の南さん。互いに自己開示し合ってどんどん仲良くなっていく様子は、読んでいて涙が出るほど愛おしく、思わず応援したくなります」
◆第4位『歌舞伎町カラオケ店員としくにさん』竹内佐千子/講談社
欲望の街・歌舞伎町で絶賛営業中の「カラオケにゃん」には、いろいろとめんどうなお客がやってくる。ナンパを繰り返す迷惑男、悪ノリする大学生、泣きじゃくるホスト通いの女の子……。やっかいな事件と共に訪れる彼らを、寡黙な店員・としくにさんは、その選曲で優しくなぐさめる。頼れるとしくにさんだが、このカラオケで働くのには、ある個人的な目的があった。それは……。
つづ井さん推薦コメント
「歌舞伎町のカラオケ店で働く『としくにさん』が、様々な事情を持つお客さんの心を癒したり寄り添ったりする物語です。ポップな絵柄で、かなりシビアでショッキングな展開もあるのですが、『としくにさん』の過去や本当の目的など、目が離せない作品です」
