◆第5位『ローワライ』雪野朝哉/講談社
聴覚障害を持つ大学生・平里は、やたら陽気な手話通訳の学生バイト・嶋に半ば無理やり連れていかれた劇場で見た漫才に衝撃を受ける。怒りも何もかも全部、人を笑わすエネルギーに変えられるお笑いの魅力に取りつかれた平里は、嶋とお笑いコンビ「ローワライ」を結成する――。“聾にしかできひん笑い”で、ふたりは、漫才のテッペンを目指す!
宇垣さん推薦コメント
「マンガが持つ力を最大限に発揮して漫才のおもしろさをこれでもかと伝えてくる。笑うこと笑わされることのパワーと共にろう者である主人公の抱える怒りやくやしさがダイレクトに伝わってきて圧倒された」
Q2 これまでに読んだすべての作品の中から、あらためて夜ふかしして読みたい作品は?
◆『悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~』白梅ナズナ・まきぶろ・紫真依/一迅社
とあるRPG系乙女ゲームの悪役令嬢レミリアに転生した「エミ」は、ゲームのヒロイン「星の乙女」により努力虚しく断罪されてしまった。エミの冤罪を晴らすため、そこに現れたのは中から見守っていた本来のレミリアで――。本物の悪役による復讐劇が始まる! 一迅社ノベルスの話題作『悪役令嬢の中の人』待望のコミカライズ。
宇垣さん推薦コメント
「アニメ化がきまったこのタイミングでぜひ読み返したい。一大ジャンルとなった異世界悪役令嬢転生もののシスターフッドかつフェミニズム的に先鋭化したひとつの到達点。しっかりずっと邪悪な主人公が愛ゆえに行動だけみれば善になっていく、愛を知ることができれば人は心の中ではどう思っていようと善き存在になれるのだ、というメッセージが大好き。絵の力が爆発していて、主人公の悪人面は一見の価値あり」

CREA 2026年秋号
2026年9月7日
定価 980円(税込)
文藝春秋
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