新潟県の多種多様な美しい風景を写真に刻み、残したい。

 そんな思いから開催した「新潟県と27枚の風景 CREA×新潟県 フォトコンテスト」には総数1000枚以上もの応募写真が揃いました。「新潟県と27枚の風景 部門」に輝いた3名の受賞者の作品と、「私が感動した新潟県の風景 部門」を受賞した27枚の作品を展示する写真展も無事に閉幕。東京、新潟の2会場で多くの来場者を楽しませてくれました。

 3月31日(火)には“佐渡だけ”を紹介した佐渡ムックも発売。米国の富裕層向け旅行メディア「AFAR(アファー)」が「2026年、行くべき旅先」に新潟県の佐渡島を選出するなど注目が高まる新潟の美しい風景を切り取った受賞作品を一挙公開します。

 この次の旅の参考にもどうぞ。

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» 1/新潟県と27枚の風景 受賞「研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
» 2/新潟県と27枚の風景 受賞「私たちの新潟旅行」 大原えみ
» 3/新潟県と27枚の風景 受賞「初夏の佐渡島」 筧 悠里恵
» 4/「私が感動した新潟県の風景」部門も力作ぞろい

1/新潟県と27枚の風景 受賞
「研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜

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 越後妻有地方を友人たちと旅した山本茜さんの作品は、新潟の冬という厳しい気候だからこそ生まれる雪景色を美しく表現しています。十日町は3年に一度開催される「大地の芸術祭」の拠点施設の一つ。幻想的なアート作品と静謐な冬の景色、そして友人との仲睦まじさがうかがえるホッコリとした光景は、山本さんの旅を追体験しているかのような気持ちにさせてくれます。

 写真ではほくほく線の「お知らせ」や「卒業生へのメッセージ」など、いわゆる美しい風景だけでなく、その土地に住む人たちへも視線が向けられています。旅をするということは自分たちの非日常の経験をすることでありながら、その土地の人の日常を経験することである。そんな豊かな旅を描いた受賞作品でした。

2/新潟県と27枚の風景 受賞
「私たちの新潟旅行」 大原えみ

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 大原えみさんの作品は海外出身のパートナーに自信の出身地を案内する旅の工程を撮影したもの。出身地である新潟への誇り、そしてパートナーへの愛情が感じられる作品です。

 一見何気ないように見える風景が、かけがえのないものであり美しい。そんな新潟の風景に対する当たり前の信頼が大原さんの写真には映し出されています。そしてその風景を作った土地の人々への尊敬。この作品のような些細だけど大切な風景を見過ごすことがないように、暮らしたいし、旅をしたい。そう感じさせる作品でした。

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