新潟県の多種多様な美しい風景を写真に刻み、残したい。
そんな思いから開催した「新潟県と27枚の風景 CREA×新潟県 フォトコンテスト」には総数1000枚以上もの応募写真が揃いました。「新潟県と27枚の風景 部門」に輝いた3名の受賞者の作品と、「私が感動した新潟県の風景 部門」を受賞した27枚の作品を展示する写真展も無事に閉幕。東京、新潟の2会場で多くの来場者を楽しませてくれました。
3月31日(火)には“佐渡だけ”を紹介した佐渡ムックも発売。米国の富裕層向け旅行メディア「AFAR(アファー)」が「2026年、行くべき旅先」に新潟県の佐渡島を選出するなど注目が高まる新潟の美しい風景を切り取った受賞作品を一挙公開します。
この次の旅の参考にもどうぞ。
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» 1/新潟県と27枚の風景 受賞「研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
» 2/新潟県と27枚の風景 受賞「私たちの新潟旅行」 大原えみ
» 3/新潟県と27枚の風景 受賞「初夏の佐渡島」 筧 悠里恵
» 4/「私が感動した新潟県の風景」部門も力作ぞろい
1/新潟県と27枚の風景 受賞
「研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「雪の中を走るほくほく線」
待ちに待った新潟旅行は大雪。上越線が運転を見合わせる中、ローカル線のほくほく線が雪の中を果敢に走っていた。ありがたい。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「駅の静けさ」
運休の列車が多く、静まり返る駅の看板。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「車窓からの雪景色」
ほくほく線の車内からの景色。どの建物も大きなぼた餅をかぶっているかのよう。列車は安定した速度で進む。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「張り付く雪 車窓」
車窓には、たくさんの雪が張り付く。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「本日の宿」
駅から雪に強いジャンボタクシーに乗り、なんとか本日の宿に到着。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「内と外」
さらに積もっていく雪。部屋の中から眺める、贅沢な雪の時間。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「見上げれば」
天井を見上げると、雪とはまたひと味違う幻想的な風景。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「湯気と光線」
浴場に湧く湯気が、不思議な空間を生み出す。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「湯」
無事に目的地に着けたことに感謝。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「雪との一日を終えて」
夕食を食べ終え、一日が終わる。お疲れ様でした。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「銀世界を照らす朝日」
朝起きると、雲の間をかき分けて一瞬だけ姿を見せた日の出。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「早朝のありがとう」
窓の外を見ると、地元の方が早朝から雪かき機を動かしてくれていた。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「太陽を捉えたくて」
寒さも忘れるほど輝く太陽を捉える。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「信濃川を想う」
雪をかぶった木々の先にあるはずの、信濃川を想う。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「ようやく到着」
やっとのことで、越後妻有里山現代美術館MonETに到着。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「生きる」(「movements」 目[mé])
普段は多くの人が訪れる美術館も、雪のせいかがらんとしている。時計たちの秒針が響き渡る。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「掴む」(「浮遊」 カルロス・ガライコア)
外の雪景色と作品が一体になる瞬間。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「水面に映る」(「Wellenwanne LFO(ヴェーレンヴァンネ エル・エフ・オー)」 カールステン・ニコライ)
観る角度を少し変えるだけで、作品の新たな表情が見える。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「雪が溶けたら、外はきっと」(「Two River」 マッシモ・バルトリーニ feat. ロレンツォ・ビニ)
この白雪が溶けたら、どんな風景が見えるのだろうと窓の外を眺めるのもまた楽しい。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「覗く」
上から眺めたり、下から眺めたり。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「雪の中の迷路」(「モネ船長の方舟」 大輪龍志-TAiRiN)
美術館の入り口前で、スタッフの方が雪の中絶えず整えてくれていた雪の迷路に挑戦。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「雪化粧」(「モネ船長の方舟」 大輪龍志-TAiRiN)
雪が積もり、作品をさらに素敵にしてくれる。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「心躍るペンギン」(「モネ船長の方舟」 大輪龍志-TAiRiN)
ペンギンは、なんだか雪を楽しんでいるように見えた。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「道の先には」(「モネ船長の方舟」 大輪龍志-TAiRiN)
迷路の先々には、素敵な言葉たちが待っていた。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「水風船の呼吸」(「溢れる」 加藤みいさ)
ひっそりと雪と共に呼吸していた、水風船の作品。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「いただきます」
お昼ごはんには、妻有ポークをいただく。
「 研ぎ澄ます、雪の妻有」 ⼭本 茜
「帰路にて、祝 卒業」
楽しかった旅も終わり、帰路につく。帰りのほくほく線は、卒業を祝うメッセージで溢れていた。なんて素敵な電車なんだろう。
越後妻有地方を友人たちと旅した山本茜さんの作品は、新潟の冬という厳しい気候だからこそ生まれる雪景色を美しく表現しています。十日町は3年に一度開催される「大地の芸術祭」の拠点施設の一つ。幻想的なアート作品と静謐な冬の景色、そして友人との仲睦まじさがうかがえるホッコリとした光景は、山本さんの旅を追体験しているかのような気持ちにさせてくれます。
写真ではほくほく線の「お知らせ」や「卒業生へのメッセージ」など、いわゆる美しい風景だけでなく、その土地に住む人たちへも視線が向けられています。旅をするということは自分たちの非日常の経験をすることでありながら、その土地の人の日常を経験することである。そんな豊かな旅を描いた受賞作品でした。
2/新潟県と27枚の風景 受賞
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「視点」
視点を変えると新しい発見があると気づいた瞬間。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「匠」
職人さんの美しい手仕事に感動した日。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「ひと夏」
彼らの一生への歓びをおさめた1枚。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「みどり」
日本の小さな美しさに目をとめた瞬間。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「夏の光」
透き通るような光と揺らめく葉。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「花のゆくえ」
静かに、でも鮮やかに彩っていた。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「柔らかく照らす」
柔かく優しく彼の命を照らしていた。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「輝き」
きらきら輝く目をした君、どんな景色を見ていたの。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「なにげない」
なにげない瞬間に目を奪われた1枚。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「しっとり」
新潟の夏の夕暮れはしっとりしていた。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「チャレンジ」
やりたいことはなんでもやってみよう。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「炎」
強く赤く燃える炎に屈しず。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「力」
伝統を守り繋げる力。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「こころ」
精一杯作った物には心が宿る。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「継承」
伝え続けていくことの大切さ。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「結ぶ」
多くの人に幸運が訪れますように。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「影と光」
影と光が作り出す模様。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「映すものを写す」
揺るがない心を映したようだった。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「願い事」
願う人の声を聞いているように感じた。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「美学」
美しいものはいつもすぐ側にある。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「清い」
清らかな午後の光が注ぐ中で。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「橙色の星」
夜でもないのに夕日と同じ色の星をみつけた。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「遠く藍く」
遠くを見つめる灯台と新潟の藍色の空と海。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「夕日が灯る」
ずっと遠くで灯る夕日に歓迎された。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「てのひら」
光は掴めないけれど光に触れることはできる。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「艶やか」
艶のある赤色からは日本を感じた。
「私たちの新潟旅行」 大原えみ
「にいがた」
新潟のお米は本当においしい。愛情たっぷり。
大原えみさんの作品は海外出身のパートナーに自信の出身地を案内する旅の工程を撮影したもの。出身地である新潟への誇り、そしてパートナーへの愛情が感じられる作品です。
一見何気ないように見える風景が、かけがえのないものであり美しい。そんな新潟の風景に対する当たり前の信頼が大原さんの写真には映し出されています。そしてその風景を作った土地の人々への尊敬。この作品のような些細だけど大切な風景を見過ごすことがないように、暮らしたいし、旅をしたい。そう感じさせる作品でした。