ステージ1、しこりの大きさは12mm
診断は“左乳がん・ステージ1”。しこりの大きさは12ミリだった。
乳がんは細胞の性質によってタイプが分類され、それに応じて治療法が選ばれる。私の場合は「ルミナールB」というタイプ。手術では腫瘍の摘出に加え、リンパ節への転移を調べる「センチネルリンパ節生検」も行うことになった。
乳房温存手術を選ぶ場合、術後の放射線治療は必須。抗がん剤の必要性については、術後の検査結果を見て判断されることになった。
手術は診断から1カ月後。信頼できる医師とともに
手術は診断から約1カ月後の12月22日に決定。手術の準備のために何度か病院へ通い、MRI検査やPET-CT検査などが行われた。
主治医の先生の説明はとても細やかで丁寧だったので、それが不安を安心に変えてくれただけでなく、治療に寄り添っていただいていることを実感できた。
手術当日、朝一番で手術室へ。お昼過ぎに意識が戻ったときにはすでに手術が終わっていて、届いていたLINEのメッセージに手術が終わったことを報告する返信をして、またすぐに眠った。
