◆ 水刺齋(スランジェ)
手前が7種類の料理を盛り合わせた「七節板」、「春のごちそう膳～季節の前菜盛り合わせと春野菜たっぷりプゴク」1,980円。質のいいファンテ(干し鱈)と春の根菜がたっぷり入ったスープ「プゴク」は、韓国ズッキーニと大根、玉子入り。ダシの材料として必須のファンテ(干し鱈)は、熟成して黄色くなるほど高価になるとか。
モデルや芸能人にもファンが多い韓国料理店の人気メニューは、さまざまな味が楽しめるセットメニュー。セットの前菜には、韓国宮廷料理の流れを汲む「七節板(チルジョルパン)」が組み込まれており、女性客の支持を集めている。
「春のごちそう膳」の前菜は、筍や菜の花、桜えびなど、春の食材をふんだんに使った七節板。カリッとした表面の香ばしさとモチッとした食感が絶妙な「桜エビとニラのチヂミ」や、フルーツを使ったデザートキムチなど、「水刺齋」ならではの逸品も盛り込まれている。
料理長は日本料理を修業した経験もあり、実は日本人の嗜好に合うアレンジをしているとか。干し鱈と野菜の滋味が五臓六腑にやさしく染みわたるスープ「プゴク」とあわせて、韓国の春の味覚を堪能したい。
水刺齋(スランジェ)[韓国料理]
所在地 新宿タカシマヤ タイムズスクエア13F
電話番号 03-5361-2034
営業時間 11:00～17:00(L.O.)、17:00～23:00(L.O.22:00)
定休日 新宿タカシマヤ タイムズスクエアの休館日に準ずる
席数 53席
料金 ランチ1,600円～、ディナー3,000円～
※カード利用可
◆ 京料理 福ろく寿(Kyouryouri Fukurokuju)
裏ごしして大和芋を重ねて蒸した「市松玉子」など、手の込んだ料理を詰め合わせた「春の特別松花堂弁当」3,990円。京都産の筍と鳴門産生わかめに鯛のかま、南禅寺豆腐を合わせた小鍋は、まさに京都の春の味。
遠くに都心のビル群を一望するモダンな店内で楽しめるのは、「普段着のままで京都へ」というコンセプトのもと、伝統的な京料理を進化させた京懐石。
鰹と昆布の出汁で素材の味を引き出した上品な味付けの京料理のコースは、四季折々の山の幸と海の幸が満載の充実の内容で、舌の肥えた大人を魅了している。春のおすすめは、季節感溢れる口取と刺身、天ぷら、焼魚を美しく詰めた松花堂弁当に小鍋が付く「春の特別松花堂弁当」。
松花堂弁当の中には大和芋の層にゼリーと塩漬けの桜花を重ねた「桜花ゼリー」や、一見甘い生菓子のようで実は塩味の「桜団子」など、桜を使った淡味な料理も散りばめられ、お花見気分を盛り上げてくれること必至。はんなりした春の京都の空気を味わって。
京料理 福ろく寿(Kyouryouri Fukurokuju)[京料理]
所在地 新宿タカシマヤ タイムズスクエア14F
電話番号 03-5361-1960
営業時間 11:00～16:00(L.O.)、16:00～23:00(L.O.22:00)
定休日 新宿タカシマヤ タイムズスクエアの休館日に準ずる
席数 46席(6～10名用個室あり)
料金 ランチ3,000円～、ディナー5,400円～
※カード利用可
まだある、レストランズ パークには春を楽しめるグルメが満載！
新宿タカシマヤ タイムズスクエア12～14階のレストランズ パークは、食通が注目する最新レストランや老舗など36店が集結するダイニングフロア。各店には、それぞれの得意技で旬の素材を生かした、春のメニューが用意されています。お腹具合と気分にぴったりのお店を選んで、春の味覚をお楽しみあれ。
グルメフロアで春を楽しめるお弁当をチェック
新宿駅から出てすぐ、毎年お花見を楽しむ人たちでにぎわう新宿御苑まで徒歩約10分。この好ロケーションに位置する新宿タカシマヤ地下1階の食料品売場「グルメスクエア」は、全国の名店の味が一堂に介した美食の殿堂です。お花見弁当ならみんながあっと驚く華やかなものを、お花見パーティーへの手みやげには、ちょっと気の利いたおしゃれなものを選ぶと、場がぱっと盛り上がります。数ある春限定テイクアウトグルメのなかから、みんなに「いいね！」と言われるテイクアウトグルメを紹介します。
» 詳細はこちら
※表記の価格はすべて税込です
新宿タカシマヤ タイムズスクエア
住所 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目24番2号
電話 03-5361-1111
URL https://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/
2016.03.16(水)
文＝小松めぐみ
撮影＝釜谷洋史
