今年8月に就航した最新鋭のクルーズ船「エクスプローラⅢ」をスペイン現地からレポート。洋上に浮かぶ高級リゾートホテルさながら、洗練されたくつろぎの空間が広がる。
高いホスピタリティに自然と笑みが浮かぶ
2023年にラグジュアリーブランドとしてデビューしたエクスプローラ ジャーニー。高いホスピタリティが支持を受け、3隻目の船エクスプローラⅢが、2026年8月に就航した。実際に乗船すると、まるでプライベートヨットに乗っているかのような快適な空間が、そこには広がっていた。
まず出迎えてくれたのは、ヴェネツィアングラス「VENINI」のシャンデリアが煌めくメインロビー。スタンウェイのピアノが奏でる心地よい音色を聴きながら、ウェルカムシャンパーニュで喉を潤す。各国から乗船したゲストたちの顔にも、ワンランク上の旅への期待から自然と笑みが浮かんでいた。
船内を歩くと「海とのつながりを感じる旅」を謳う同船ならではの最新鋭の設備に驚かされる。461室ある客室はすべてオーシャンフロントのテラスが設えられており、自室から心ゆくまで、美しい海を眺めて過ごせる。
船内に5つある温水プールにも「海とのつながり」を演出した空間が広がっている。特筆すべきはガラス天井を備えた全天候型の「ザ コンサバトリープール&バー」だろう。燦燦と降り注ぐ陽光を浴びながら、開放感あふれるプールで心地よい特別な時間を過ごすことができる。
この他にも「オーシャンウェルネス」としてスパやトリートメント、ヨガなど心と体を整えるアクティビティが豊富にあり、テクノジムの最新設備「サンドストーンコレクション」まで用意されている。
個性豊かな美食体験も進化を遂げている。7つのレストラン、12のバー&ラウンジ、出来立ての料理を提供するマーケットプレイスまで、食の楽しみは尽きない。今回新たに加わったダイニングコンセプト「ザ セラー by Explora Journeys」もその一つだ。世界各地から350種類ものワインを取り揃え、ソムリエが目の前で注いでくれる。愛好家にとっては至福の瞬間を味わえるはずだ。
2027年9月にはついに日本に初寄港し、紅葉や秋の味覚を楽しめるクルーズを展開する。海とつながり、五感をも満足させる――そんな洗練された旅を存分に体験してほしい。
SHIP DATA
Explora Ⅲ
総トン数:72,810t
全長/全幅:268m/33m
ゲスト1.25名に対しホスト1名
就航:2026年
●お問い合わせ/エクスプローラ ジャーニー
取材=小林由季 写真=吉川 愛
CREA Traveller 2026年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
