日本からわずか約4時間半のところに広がる世界遺産の島々。パラオの海と熱帯雨林に抱かれたネイチャーリゾートで癒やしの先に豊かな自然を感じる奇跡のようなステイを。
パラオの自然に没入する最高に贅沢な体験
陽気な島民が行き交う中心街から車で約10分。島で随一の白砂ビーチを有し、その先の水平線に夕陽が沈むロケーション。背後には熱帯雨林。海と山が出会う境界に、美しく手入れされたトロピカルガーデンが広がる。
「パラオ パシフィック リゾート」に到着すると、濃密なパラオの自然に踏み入った高揚感で満たされる。
27ヘクタールもの広大な敷地にはパラオの伝統建築「バイ」の三角屋根をモチーフにした客室160室と、静寂のステイを約束する“ザ プリスティン ヴィラズ アンド バンガローズ”が控える。
このエリアにはミクロネシア初の水上バンガローやプール付きの独立ヴィラ12棟があり、どの建物もパラオの自然に溶け込むようにデザインされている。
「ヤシの木より高い建物は建てるなよ」との東急不動産初代社長・五島昇氏の言葉を忠実に守り、リゾートはパラオの自然とともに歩んできた。
開業して42年、リピーターからの信頼も厚く、親子二代で働く馴染みのスタッフから「おかえりなさい」と迎えてもらうのを楽しみにしているゲストも多い。たとえ初めて訪れたとしてもなぜか「帰ってきた」と感じるのは、そんなパラワン・ホスピタリティと、年月に育まれた落ち着いた空気感のせいかもしれない。
こうしたパラオの自然美を感じるリゾートに、この度新たな施設が誕生した。豊かな自然を案内する「ルーク ネイチャーセンター」だ。館内では自然の不思議や生物多様性の面白さを伝える展示を行い、ガイドがネイチャートレイルツアーなどのアクティビティを実施。
たとえば州政府認定の海洋生物保護区である、プライベートビーチでのシュノーケリングツアーでは、サンゴ礁に暮らす生き物たちを観察することができる。
この海域だけで317種の魚を含む590種以上の海洋生物が生息しており、絶滅危惧種の大シャコ貝の稚貝放流イベントも定期的に開催。かけがえのない自然を次世代に繋ぐ喜びをゲスト自身が体感できる。
太陽光発電や水資源の保護、ガラス瓶のリサイクルなど地道な環境活動も続けている「パラオ パシフィック リゾート」。人の手では造れない美しい自然と共存し、人の手で守ってきた誠実さこそがこのリゾートの一番の魅力であり、長く愛される理由だろう。
そんな島リゾートへのアクセスが、2025年10月を境に大きく変わった。成田―パラオ直行便が就航し、わずか約4時間半でアプローチできる。世界遺産の自然と文化に抱かれる、癒やしの日々はすぐそばにある。
サステナブル・ツーリズム先進国パラオ
世界遺産の海が広がるパラオ。多くの旅行者に訪れてもらいたい一方で、それが環境への負荷にも繫がる。そんなジレンマに対し、国が導入した施策がある。
航空券代に100ドルが上乗せされるプリスティン・パラダイス環境税。そして入国審査時パスポートに押される、自然保護を誓う「パラオ誓約」のスタンプ。
税は自然保護に充てられ、誓約は旅行者自身の環境への意識を高める。この施策を義務ではなく、パラオの自然への敬意として受け止めたい。
パラオ パシフィック リゾート by 東急不動産
所在地 Koror, Republic of Palau 96940
通貨 USドル
電話番号 03-6670-3663(日本地区セールスオフィス)
客室数 172
料金(1室) USD637.07~(1泊2名利用、朝食付き、税サ込)
pprjpn@palauppr.com
https://www.palauppr.com/
文=古関千恵子
CREA Traveller 2026年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
