【ペルー・ティナハニ】クスコとコルカを結ぶ地…約3000万年前の「プレ・インカ」の痕跡も残る渓谷でグランピング＜標高3900メートル＞

　ニュージーランドや北欧といったロッジ文化が息づいている国々で、雄大な山々や水面が輝く湖畔を目の前にしながら、究極の癒やしの時間を過ごす。

岩壁の自然美が広がる渓谷でグランピング

◆【Peru】Tinajani（ティナハニ）

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　ペルーの南部、クスコ、コルカ渓谷を結ぶルートに位置するプーノのティナハニ渓谷に、2025年4月に誕生。宿泊施設はサファリスタイルのテントで、寝室と屋内外に風呂があり、ラグジュラリーなグランピングを楽しむことができる。

　ティナハニ渓谷は約3,000年前のプレ・インカ（インカ帝国前の文化）の痕跡が残っており、古代の湖の侵蝕によって形成された独特の景観が特徴的。

　自然が生み出したアート作品のような風景をハイキングやサイクリングで巡ってみたい。

　標高3,900mを超える高地なので星空も胸を打つ美しさ。古代の人たちも同じように見事な夜空を見上げていたのかと歴史に思いを馳せ、悠久の時を感じる。

CREA Traveller 2025年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。