この記事の連載
デリケート部位のケアを考える 1
デリケート部位のケアを考える 2
日本で初めて薬局で妊娠検査薬を発売するなど、40年以上前からフェムケアに取り組んできたロート製薬と一緒に、現代女性に求められているデリケート部位のケアについて考えます。
現代女性のデリケート部位はトラブルが起こりやすい

ロート製薬の調査では、20~30代女性の3人に1人がVIO脱毛経験者※1。脱毛による刺激、脱毛後に肌が下着と擦れる刺激が、炎症や乾燥、かゆみに繋がることも少なくない。
また、平均出産回数の減少などで生涯生理回数は平均450回※2、昭和初期の約9~10倍※3に。ナプキン使用時のムレといったトラブルの原因になり得る機会も増えている。
そして、早ければ40代前半から始まる更年期やストレスによってホルモンバランスが崩れると、女性ホルモンの分泌が乱れてデリケート部位の乾燥などに発展することも。
私たちを取り巻く環境からケアの必要性は高まっているのに、専用ソープを使っている人は12%※4と少数派というのが現実だ。
出典 ※1、※4:2024年7月 ロート製薬実施 デリケートゾーンに関する調査(N=1030)より
※2、※3:厚生労働省 働く女性の心とからだの応援サイト「女性特有の健康課題」より
腟のなかにも乳酸菌

実は、腸だけでなく腟の中や外陰部でも乳酸菌は大切な役割を果たしています。
健康な腟内は乳酸菌の効果で弱酸性に保たれており、雑菌の繁殖を防ぐ自浄作用がありますが、睡眠不足や偏食、疲れ、ストレスなどの様々な要因で乳酸菌が減ってしまうと、外陰部のニオイや不快感 に繋がることも。
大切な部位として、正しい知識やケア習慣で、トラブルが起きにくい状態を維持したいですね。
ロート製薬コミュニケーションコール
フリーダイヤル 0120-280-610
https://jp.rohto.com/labiome

2025.03.14(金)
文=今富夕起
CREA 2025年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。