◆下本一歩さん「竹製おたま(大)」

 竹細工作家/竹炭職人の手仕事が光る、スス竹のお玉。自ら山で切った竹を燻し、節の形をそのまま生かしたフォルムはオブジェのよう。

「あまりに美しいので、いまだ使わずに飾ってあります(笑)。あまり自分では買わない日用品を、友人にプレゼントしたいですね」

◆FOOD FOR THOUGHT「モールグラス S」

 友人の料理家・渡辺有子さんが手がける食器のセレクトショップ。このオリジナルグラスは、日本の職人さんが一つひとつ型吹きで制作している。

「手におさまるサイズ感や、モールに光が反射する佇まいがきれい」

 Sサイズは日本酒や中国茶などにも最適。

FOOD FOR THOUGHT 上原店

電話番号 03-6416-8294

◆大村大悟さん「一合椀」

 お米一合(約180ml)がぴったり入る、お米を計るための木のお椀。表面は漆塗りがほどこされ、強度や耐水性の面でも優秀。飯田さんがたまたま通りすがりの個展で出会ったというこの作品。

「お米の計量カップは味気のないものが多いですが、こんなキッチン用品と一緒なら毎日が楽しくなります」

2025.02.23(日)
スタイリング=飯田珠緒
写真=松原博子
編集・文=菅野麻子

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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